このネタも同じものが何度も何度も出ていますが・・韓国側の「ソブジャン(素材・部品・装備)独立」関連で、またまた「韓国政府の発表は現実とは距離がある」という記事がありました。先月2日、韓国では「素材部品装備産業 成果懇談会」というイベントがあり、文在寅大統領が参加して「独立」を強調する演説をしたりしました。これといって目新しい内容はありませんでしたが、日本経済新聞がその成果懇談会(など)で発表された内容が、貿易データとかけ離れたものでしかない、と反論記事を載せたわけです。
なかには、韓国側は「対日依存度を減らした!ベルギーから買ったので」とする内容もありますが、日経は「そのベルギーが日本企業の子会社から買っているので、結局が韓国が日本から買っている現実は変わらない」と指摘する内容もあります。以下、イーデイリーから引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
※日経新聞の記事は「半導体、日韓相互依存なお 貿易統計が示す文政権の虚実」です。有料記事ですので、韓国側の記事だけ引用しています。イーデイリーは「日本企業から反論された」という側面だけ紹介していますが、元記事は、日本にとっても韓国が必要で、韓国企業も長期的には競争力を身につけるだろう、という内容も含まれています。興味をお持ちの方は、元ソースの方をお読みください※
<<2日日本経済新聞(日経)は「半導体での日韓の相互依存性は相変わらず、貿易統計が示す文政権の虚実」というタイトルの記事で、先月2日、ムン・ジェイン大統領が「大韓民国素材部品機器産業省懇談会」で行った発表を一つ一つ反論した。まず、日経は極紫外線(EUV)用フォトレジストの対日依存度が半分になったという韓国政府の主張を指摘した。日本が輸出規制(※対韓輸出管理厳格化)を実施した2019年7月以降、ベルギー産フォトレジスト輸入額が10倍も増え、対日依存度は2年ぶりに50%以下に下がったというのが韓国政府の説明だ。しかし、日経によると、ベルギーは、日本のJSRの子会社からフォトレジストを買い入れている。結局、韓国が日本産の製品を購入することに変わりはないというのが、この新聞の指摘だ。
レジスト全体に範囲を広げれば、まだ対日依存度が80%に達するとも主張した。根拠として、日本産レジスト輸入額が着実に増加傾向であるという点を挙げた。昨年韓国の日本産レジスト輸入額は3億2829万ドルで、前年より22%増え、今年1月から6月までの輸入額も昨年より3%増加した。
ディスプレイに使われるフッ化ポリイミドの対日依存度は実質的にゼロ(0)になったという主張に対しても、反論した。韓国政府は、フッ化ポリイミドの代替素材としてUTG(Ultra Thin Glass・極バクユリ)を採用したという立場だ。しかし、日経はUTGはサムスン電子のフォルダブルスマートフォンに使用される素材だが、サムスンが出荷するスマートフォン約3億台のうち、フォルダブルフォンは1%に過ぎない、それ以外にはフッ化ポリイミドが使用されているとの指摘だ。今年1月から6月までのフッ化ポリイミドの対日輸入額も4430万ドルを記録し、前年同期より15%増加したとも述べた。
それとともに「文大統領が過去2年間、核心素材100種類の対日依存度を31.4%から24.9%に引き下げたと主張しているが、それがどの品目であるかについては、国家機密という理由で公開していない」と批判した・・>>
国家機密、ですか。強く出たものですね。しかし、日本から買うものをベルギー経由で買って依存度を減らしたと大統領が喜ぶのが現状だと、個人レベルでNO JAPANとか言って燃えていた人たちは、いったいなんだったのでしょうか。一応、今もやっているみたいですが。
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