韓国側が「旭日旗」と主張しているボルダリング3番、ルートセッティング(デザイン)したのは外国人

そもそも「なんで旭日旗が問題になるのか」それ自体がズレていますが、旭日旗に似ていると韓国で話題(?)になっている、東京オリンピック、クライミング ボルダリング3番。あれを作ったのは外国人(米国、フランス、またはスイス)であることが分かりました。韓国側は、文句が言いたいならその3国(の うちのどこか)に言うべきでしょう。

オリンピック、クライミング試合。韓国の解説者が、ボルダリングのデザインを「旭日旗だ」と主張して、騒ぎになっています。本ブログは、へぇーそうですかとスルーしました。

ですが、海外の解説者たちもあれを見て「ライジング・サンだ」と話した、とのことでして。旗とは言ってないけど、あれ?これって本当に『旭日文様』に見えるのか?と、ちょっと疑問でした。もちろん、その反応は、韓国側とは全然違います。「ライジング・サン(旭日)!」「日本の国旗に対する尊敬(tribute)」と解説した、とのこと。ちょっとこの点について書いてみたくて、遅ればせながらエントリーします。まずは記事を引用してみます。なんと大手の韓国日報が、結論はネチズン意見で満たしながら記事にしています。以下、韓国日報の記事です<<>>が引用部分となります。

 

<<・・KBSでスポーツクライミング解説を引き受けた「クライミングの女帝」キム・ジャイン選手は、これらの問題を先に公論化した。彼女は、自分の社会関係網サービス(SNS)インスタグラムストーリーにボルダリング3番の問題の構造と日本の旭日旗をアップし、「ボルダリングの課題3番についてどう思うか」と尋ねた。次いで「クライミングホールドニュースレビュー」のインスタグラムスレッドを共有した。

彼女は、(外国の)解説者がボルダリング3番のデザインを、「日本国旗への敬意」と表現したという点を強調し、「信​​じたくないが、彼ら解説者たちは(日本国旗へのオマージュだと)既に述べた。私は日本のクライマーが好きだが、旭日旗問題は、韓国と日本でいつも外交的に敏感な問題であった」と指摘した。また「このような点から、なぜあえてそのような設計をボルダリングの課題に使用したのか理解できない」と批判した。

実際3番の名前も、海外メディアなどを通じて「ライジングサン(Rising Sun)」と呼ばれ、ネチズンの激しい反発を買った。欧州のスポーツ専門チャンネル「ユーロスポーツ」など海外のメディアは、ボルダリング3番を「ライジングサン」と呼んだ。

匿名のインターネットユーザーは、「これは本当に問題。政治的意思表示だ。社会的弱者である性少数者を支持する選手は阻止しながら、このようなことは、なぜ放っておくのか」、「国際オリンピック委員会(IOC)は、このようなもの指摘しないで何をしている?」などIOCが問題を政治的意思と見る基準が曖昧であると批判した・・>>

 

敬意の原文は、tributeです。尊敬というか、賛美の意味が含まれている、とても肯定的な単語です。このデザインをライジングサンと見ること自体が、率直に、よく分かりませんが・・とりあえずユーロスポーツの記事を検索してみたら、たしかにそう呼んでいます。記事のURLはこちらですが、記事内容は普通に試合の解説などです。「It meant Coleman had the chance to win the bouldering in the next gruelling problem. The 24-year-old from Utah scaled the problem dubbed the rising sun to reach the first zone, but couldn’t quite touch the top」、と。

 

で、調べているうちに気が付きましたが、このデザインをした人、実は外国人でした。下の記事を紹介します。「Planetmountain.com」というサイトが、オリンピックのルートセッティング担当者Percy Bishton氏とインタビューした記事です。彼はIFSC(クライミングワールドカップ)でもルートセッターをやっているので、このサイトの記者とも知り合いのようです。彼はインタビューで、ボルダリングのデザインを担当したのが誰なのかを紹介しています。

(原文)Route setters are the unsung heroes of competitions. Introduce us to your team. How many are you and who does what?: The boulder team is Manu Hassler from Switzerland, Romain Cabessut from France and Garrett Gregor from the USA. We all bring different things to the team – different climbing styles and specialities, but everybody brings a huge amount of energy and it’s my job to try and coordinate them and work out what we are giving the competitors, and whether it will work.

(自信ありませんが、訳)ルートセッターは、試合の陰のヒーローです。あなたのチームに私たちを紹介してくださいませんか。チームは何人ですか?そして誰が何をしているのでしょうか?: ボルダーチームは、スイスのManu Hassler、フランスのRomain Cabessut、米国のGarrettGregorです。私たちは、それぞれ、チームに異なるものを与えています。クライミングスタイルや専門分野は異なりますが、誰もが膨大なエネルギーを持っています。それを調整し、選手たちに何を提供すべきか、それがどう機能するのかを判断するのが、私たちの仕事です。

ツイッター情報で恐縮ですが、(ユーロスポーツかは分かりませんが)外国の解説者が話したのも、『ルートセッターが、あれは日本国旗へのtributeを示したものだと話しました』だそうです。すなわち、ルートセッターがライジング・サンだと説明したのでしょう。そして、旭日文様に関して全然反感を持っていない常識的な外信の解説者たちにより、「ライジング・サンだ」「日本国旗への敬意だ」と広がった、と。

 

 

すみません。今日の更新はこれで終わりです

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