韓国の地上波放送SBSが、オリンピックが終わった直後に、『極端な仮定をしてみても、東京オリンピックに参加した韓国選手たちに(放射能による)安全問題はありません』『東京の放射線量はソウルより低いです』と報道しました。地上波報道といっても、ほぼ全てが『~と仮定してみますと~』な内容だけですが、完全に手のひら返しです。以下、SBSから引用します。<<~>>が引用部分となります。
ソース記事でも触れていますが、ソース記事は『今まででもっとも高い数値が検出された魚だけを食べる』『今まででもっとも高い数値が検出された地点(いわゆるホットスポット)にずっと留まる』など、現実ではありえない仮定をしています。
<<・・セシウム-137(Cs-137)が基準値の3倍以上検出されたイワナを、韓国選手団が、一食に200gずつ、1日600gの、滞在する20日にわたる食べたらどうなるのでしょうか。337Bq / kg X 0.6kg X 20日X 1.3E-5mSv / Bq(線量換算係数)= 0.053mSv。 0.053mSvぐらい、被曝されることになります。胸部の放射線写真を一度撮影すると、私たちの体は、0.1mSv程度の放射線量を受けます。 X線1枚の0.5倍程度の放射線量を受けることになります。繰り返しになりますが、基準値の3倍される魚をオリンピック期間ずっと食べるというのは、非常に極端な前提条件です。
6日基準で、東京の放射線量は1時間に0.036μSvです。ミリシーベルト(mSv)ではなく、マイクロシーベルト(μSv)です。 μSvはmSvの1/1000です。在韓日本大使館のホームページで毎日公開しています。同日、ソウル江南(ガンナム)の放射線量の数値は、0.133μSvでした。一般的に、日本の放射線量は、私たちよりも1/3程度低くなります・・
・・今回も極端な仮定をしてみましょう。 韓国選手たちがこの地点、この近くで寝たきりで20日間過ごしたと仮定します。選手たちは、時間あたり0.52μSvの場所で20日間、24時間に横たわっていたなら、どうなるのでしょうか。0.52μSvX 24時間X 20日=250μSv。 250μSvが出ました。ミリシーベルト(mSv)に換算すると0.25mSvが出ます。胸部X線2.5回撮る程度被曝されたことになります。
最終的には、今までの数値で最も汚染された食べ物だけを食べて、今まで確認された最も汚染された地域でのみとどまるとという極端な仮定をしても、両者を合わせてX線写真3回撮るときと同じレベルで被曝するという結論が出ました。現実性のない仮定だったので、それを下回る可能性が非常に高くなります。
実際、放射能に汚染された地域に長期間とどまらない以上、私たちの体に害を与えるほど被曝されることは、ほとんどないと見てもいいです。本当に特別な場合を除き、選手たち安全には問題が無いと見ていいでしょう。ちなみに韓国人は1年に3.1mSv、X線31回撮る分の自然放射線量を受けています。 2024年にパリオリンピックの時は、私たちの選手団は、往復の飛行機の中だけで0.1mSv、X線一回分の放射線量を受けることになります>>
ここまで知っていながら、いままでの韓国側の記事は何だったのか。なんで韓国選手たちが帰ってきたタイミングで報じるのか。しかも、SBSも放射能がどうとかの記事を結構出しました。こんなセルフ否定の記事を出しながらも、結局言い出すのは「韓国選手は安全です」。福島及び被災地の方々への謝罪は一言もありません。
♨ 拙著著のご紹介&お知らせなど♨ 以下、「題の部分」はアマゾンリンク(アソシエイト)になりますのでご注意ください。
<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。
・新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。・「反日」異常事態(2020年9月2日発売)が発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。他の拙著についてはここにまとめてあります。
・サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。・シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。
・本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。