韓国与党、まるで反日コンテスト・・ 朝鮮日報「もう日韓関係は悪化することしか残っていない」

「手を差し(刺し?)伸べる」がどうとかの記事を紹介したばかりですが、与党の次期大統領候補たちは、集中的に反日コンテスト(?)を開きました。朝鮮日報がまとめて記事にしています。以下、<<>>が引用部分になります。

 

<<ムン・ジェイン大統領は15日、光復節76周年祝辞で、日本に向けて「韓国政府は、いつでも協力の扉を開いている」とした。前向きな対日メッセージは無かったが、東京オリンピックの訪日霧散で韓日関係が冷え込んでいる中、それなりの融和的ジェスチャーを取ったという評価だ。しかし、来年3月の大統領選挙を控えた与党側では、政治的利害打算に基づく反日スローガンがあふれている。「もはや両国関係は悪化することしか残っていない」という恐れが出ている。

競選(※大統領候補を決めるための党内選挙のこと)予備選挙の真っ最中の共に民主党では、候補たちが反日スローガンに集中している。候補選出に強大な影響力を行使する『親文』層(文大統領支持勢力)を意識した動きだとみられる。イ・ジェミョン京畿道知事はこの日、光復節祝辞で「安倍前首相をはじめとする日本の右翼は、過去の歴史を歪曲、否定し、韓日関係を退行させてきた」とし「日本政府は一日でも早く恥ずかしい過ちを認めて心から謝罪し、許しを得て歴史発展と和解の道に出なければならない」とした。彼は親日人名辞典に登載された元京畿道知事を取り上げ、「彼らの写真を撤去するかどうか悩んだが、撤去することにした」「恥ずかしい歴史を隠すのも歪曲だと思ったからだ」とした。

イ知事は東京オリンピック前までも、政界では異例的に「オリンピックボイコット」を主張してきた。彼は11日、KBSの議論で「外交問題を、即興で軽く考えているのではないか」というパク・ヨンジン議員の質問に、「正確に言えば、(ボイコットとは言わず)慎重に検討する段階だと言っただけだ」と説明した。

イ・ナギョン前民主党代表と丁世均(チョンセギュン)前首相は、一斉に「日本に勝った」というメッセージを出して支持者の感性に訴える戦略を繰り広げている。イ前代表は12日、韓国が国家競争力・信用格付けなどの主要な指標で日本を超えたとする全経連の発表と関連、「もはや日本を追うのではなく、もう追い越した」「コロナ危機の中で発揮された国民の皆様の底力のおかげだ」とした。

チョン前総理もこれに対して「大韓民国が日本に勝った」「富強な経済と強力な国防力で日本を超えなければならない」と述べた。彼は去る5月、日本政府がオリンピックのホームページに独島(※竹島のこと)を日本の領土と表示したことについて「悪党」「あのやろうども」としながら強く批判した。国会議長と首相を務めた人としては異例の表現だった。

チュ・ミエ前司法長官は15日、フェイスブックでチョ・グク前司法長官を「安重根」に喩え「再び、抗日独立運動の精神で武装してキャンドルを手にして政治検察を倒そう」と支持者参加を促した・・

・・与党指導部も反日情緒を刺激するメッセージを出した。共に民主党は13日あたりの最高委員会議で光復節に合わせて、国内に遺体が戻ってくることになった「洪範図」将軍(※抗日で戦ったという人ですが、いつものことですが『誇張されたもの』という指摘もあります)の映像を視聴した。ユン・ホジュン院内代表はこの日、2年前の日本の半導体素材の輸出規制を再論し、「私たちの経済への明白な挑発であり、奇襲侵略だった」「私たちはここに屈することなく、民・官・政で危機を克服した」「私の領土を他人に奪われてはならないという自主独立の洪範図精神が私たちの中に生きている限り、より多くのことができるだとう」と話した・・>>

 

「手を伸ばした」って、ひょっとして、何かの攻撃をするという意味なのでしょうか。必殺技を出そうとしている、とか・・出せるほどの技も無いかな。それに、引用部分で、「勝った」の直後に「超えなければならない」と言っていますが、この場合は何がしたいのでしょうか。

こういう話が出ると、一部から「支持を得るために反日した」という分析が出てきます。それは確かにそうでしょう。反日は、まさに圧倒的な世論ですから。でも、「政治家が国民から支持を得るために反日を利用する」というより、国民まで含めて登場人物全員が「反日」という沼の中で踊っているようにしか見えません。

 

 

拙著著のご紹介&お知らせなど♨  以下、「題の部分」はアマゾンリンク(アソシエイト)になりますのでご注意ください。

「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。

新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。「反日」異常事態(2020年9月2日発売)が発売中です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。他の拙著についてはここにまとめてあります

サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。

本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります