文大統領「屈辱、差別、暴力、搾取されたけど日本を包容しよう」・・韓国紙は「それでも文大統領が日本に手を差し伸べた」

速報性があるのでは・・な気がして、いつもより早めに更新します。次の更新は夕方過ぎになります。

このフレーズ、何度目なのか分かりませんが・・また「文大統領が日本に手を差し伸べた」という記事が出ています。光復節記念演説で、文大統領が「日本に屈辱、差別、暴力、搾取されたけど、先祖たちは日本を包容した」と話したからです。

併合時代を「屈辱(以下略)搾取」と見るのは、いつもの韓国の宗教です。でも、「包容した」ってどういうことでしょうか。その後に外交関係樹立したのがパク・チョンヒ大統領の頃で、その際の基本条約をぶっ壊しているのが文大統領ですが。以下、韓国日報から引用してみます<<>>が引用部分になります。

 

<<ムン・ジェイン大統領が任期最後の光復節祝辞を通じて、日本に再び手を差し出した。「韓日両国が知恵を集めて困難を克服し隣国らしい協力の模範を示めすことを期待する」と明らかにした。文大統領は特に「植民地支配の屈辱と差別、暴力と搾取を受けても、私たちの先祖は、解放空間で日本人への復讐ではなく包容を選択した」とし、包容的な姿勢を強調した。

ドア大統領は15日、第76周年光復節慶祝式で、解放翌日の1945年8月16日進行された独立運動家安在鴻(アン・ジェホン、朝鮮日報主筆出身の独立運動家)先生の放送演説を言及した。安在鴻先生は当時「3000万同胞に叫ぶ」というタイトルの講演で「総督政治は過去のものである。過去を乗り越え、アジア民族として一緒に歩いていこう」という趣旨を明らかにした。

文大統領は「『朝鮮建国準備委員会』副委員長であった(安在鴻)先生は、敗戦した日本と解放された韓国が等しく、互恵的な関係になるべきだと提案した」とし「植民地民族の被害意識を超える全く大胆で包容的な歴史意識に違いない」と意味を付与した。続いて、「解放で民族意識が最高に高揚された時だったが、我々は閉鎖または敵対的な民族主義に流れなかった」と、日本の共存・協力の姿勢を強調した・・

・・ただし文大統領は「正すべき歴史問題については、国際社会の普遍的な価値と基準に合う行動と実践で解決していく」と、両国間の最大の懸案である歴史問題との関係改善を分離対応するという基調を維持意味を明らかにした>>

 

オ・マエ・ガー(お前が、またはOh my God) と言ってしまえばそれだけですが・・せっかくだからもうちょっと書いてみます。

そのアン・ジェホンという人・・失礼ながら、詳しくどんなことをした人なのか、分かりません。調べてみたら、どうやら『どちらかといえば、保守派』だったようです。彼は日本の早稲田大学を卒業した当時の最大級のインテリ-で、民族主義者ではあったものの、暴力によるテロなどには参加しなかったようです。

で、彼については記録があまり無いので、彼が身をおいていた「朝鮮建国準備委員会」がどうなったかを見てみましょう。戦後、中道派とされる呂運亨(ヨ・ウンヒョン)が代表になって立ち上げた組織のことです。ヨ・ウンヒョンなど朝鮮建国準備委員会は、基本的には「南北が一緒に」路線ではありましたが、臨時政府の国号である「大韓民国」を使ってないことからも分かる通り、臨時政府派(金九派)ではありませんでした。だからといって、確実に李承晩派だったわけでもありません。しかも、『日本と(暴力で)戦った』というスペックも無し。いまの活動家出身国会議員たちが「軍事政権のときに逮捕された」を自分のスペックにしているのと同じく、このスペックが足りないと、何もできません。

結局、ヨ・ウンヒョンは『ヌルい』とされ、左右両方から嫌われ、暗殺未遂だけで11回ありました。結局、12回目に暗殺されました。かなり残酷な死に様だった、とも。1947年のことです。アン・ジェホンは、「韓国の建国に貢献した」となっているものの、詳しくどんなことをしたかがハッキリしないまま、1950年の朝鮮戦争のときに拉北(北朝鮮軍によって連れて行かれたという意味)され、それからは60年代まで北朝鮮にいたとされています。いいんでしょうか、こんな人を言い出して。どう見ても「『韓国』という国に殺された」人ですが。

 

 

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