※(追記)お読みになる前に・・ソース記事は「日本人を~」となっていますが、オリジナルの画像を確認したところ、「敵国の中心人物を~」となっています。残酷に◯すという内容には変わりないので、ソース記事の趣旨には同意しますが、「日本人」と「敵国の中心人物」とでは、ニュアンスがかなり変わります。最後にオリジナルの画像も載せます。また、コメント欄からの情報ですが、日本語版がありました(ちょっと意外です)※
「ウェ(倭)ノム(奴)大使館近く」ということで、「日本人を屠◯しよう」という内容の抗日詩が、韓国の地下鉄駅に展示されていることが分かりました。ソース記事には詳しくは書いてませんが「管轄部署」側は、「日本大使館に行くには、この駅で降りないといけないから」と理由を説明しています。ソース記事は、韓国の史学者の寄稿文で、「反日だけ叫んで何になる」という趣旨のものです。以下、中央日報から引用してみます。
<<ソウル地下鉄3号線アングック(安国)駅5番乗り場で電車を待っていると、いつも心が複雑になる。 5番乗り場のスクリーンドアには、抗日詩が貼られている。李奉昌(イボンチャン)義士の作った詩だ。その最後は「日本人を◯戮しよう」という内容である。『屠◯』は、肉屋で牛や豚を刃物で切り裂くという意味だ。なぜこのような詩をここに貼り付けておいたのか疑問だった。管轄部署に聞いてみたところ、「ウェノム大使館に行くには、安国駅で降りるから」、「安国駅一帯が独立運動の街だから」とのことだった。
韓国に来た日本人がこの文を読んだ時、その心情はどうだろうか。こんなの、文明国のやることではない。立場を逆にして考えてみよう。東京銀座駅に「朝鮮人を◯戮しよう」という文を書いて貼っておけば、これを見た韓国人の心情はどうだろうか。「日本人を屠◯しよう」という詩を不愉快だと思った私を、「土着倭寇」と攻撃する人もいるだろう・・
・・1926年李完用の葬儀運柩行列は10里(※韓国の里は日本の里の10分の1です)も続き、高宗の国葬以来、最も派手だった。愛国志士たちには申し訳ないが、その時代の韓国人は、帝国大学を卒業し、高等文官試験に合格して、郡守や判事に出世してタクシーに乗って鍾路のデパートで買い物する人たちを、誰もが羨ましいと思った。
安重根義士が1910年2月死刑判決を受けたとき、韓国人は韓半島侵略の元凶である伊藤博文の死に謝罪する使節団、すなわち「待罪團」を組織して、伊藤を追悼する像を製作して「活佛」として崇めた。伊藤を追悼する「博文寺」を今の新羅ホテルの場所に建て、伊藤の号(※雅名)である春畝から、裏山を春畝山と呼んだ・・
・・戦後、反日を叫んだ人々が、果たして当時の事情を正確に直視したかも疑問だ。例えば、金九は「日帝時代、国内に残っていた人は皆が親日派だったので、全員を刑務所に入れないといけない」(Mark Gayn、Japan Diaryより)と主張した。呂運亨は愕然し、「国内派民族主義者たちの苦痛をなにも知らないのか」と反発して金九との連携を放棄した・・
・・今後、韓日関係をどのように続けるべきか。「約束は守らなければならない(Pacta sunt servanda)」というラテン語の格言を思い出してみよう。今の政府と路線が違うからって、過去の政府が約束したことを守らないという論理は、下之下策(下手くそな策)である・・>>
ソース記事は、引用部分だけ見るとそれっぽいですが、「日本は悪い国だからそのつもりで共存しよう」な結論で終わります。本音なのか、そう書かないとマズイ何かの理由でもあるのかは分かりませんが。
※追記その2・・探してみましたが、多分、これだと思われます。これは、展示というレベルではありません。完全に貼り付けています。イボンチャンが書いた詩・・というか「誓い」で、詳しくは「日本人」ではなく「敵国の中心人物」です。ソース記事は「日本人」としていますが、この場合はいわゆる親日派も含めてのもの、となります。「私は真心から、祖国の独立と自由を取り返すために、韓人愛国団の一員となり、敵国の中心人物どもを屠◯することをここに誓います」。画像は韓国側のネットでキャプチャーしたものです※
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