一時は『ついに現金化か?』とまで言われた、三菱重工への物品代金の差し押さえ・取り立て。結局、取引相手が三菱重工ではなかったと確認され、解除されました。『なんだったんだ』感が半端ありません。以下、中央日報から引用してみます。
<<強制徴用被害者が、裁判所に出した三菱重工業の国内物品代金債権の差し押さえ・取り立て申請を取り下げた。「三菱重工業と取引したものではない」という国内企業LSエムトロン側の主張を受け入れたからである。2日、強制徴用被害者を代理する法律事務所ヘマルと法務法人ジウムは1日と2日、水原地裁に差し押さえ・取り立て命令の申請取り下げ書を提出した。これにより、先月12日下された裁判所のLSエムトロン物品代金の8億ウォンの差し押さえ・取り立ての決定は効力を失い、差し押さえも解除された。
2018年11月、最高裁確定判決を受けた強制徴用生存被害者1人と遺族3人は、先月初め、三菱重工業が国内企業LSエムトロンから受ける物品代金債権を特定し、これを差し押さえ・取り立てしてほしいという申請を裁判所に出した。
最高裁確定判決後も三菱重工業が賠償しなかったため、被害者の代理人側の日本企業の国内資産を現金化することができる方策を講じてきた。その一環として、三菱重工業と国内企業との間の物品代金債権差し押さえに出たものである。水原地裁は、12日LSエムトロンが支給すべき三菱重工業物品代金のうち8億5319万ウォン余りの差し押さえ、取り立て命令の決定を下した。
しかし、差し押さえ決定後、決定の第三債務者であるLSエムトロン側が裁判所に「私たちの会社の取引企業は、三菱重工業ではなく、三菱重工エンジンシステム」と釈明し、状況が変わった。つまりLSエムトロンが持っている債権は三菱重工業ではなく、三菱重工エンジンシステムという別会社のものなので、差し押さえの決定が間違っていたと主張した・・・・代理人は、「おばあさんたちが、虚脱した気持ちである」と残念がった・・>>
「そんなことも確認せずに取り立てまで言い出したのか」な側面もそうですが・・何より忘れてはならないことは、韓国は、韓国企業が日本企業に払う『物品代金』にまで手を出すということです。
あと、これは別件ですが、単独でエントリーするほどではないので紹介します。この前「時効」を理由に敗訴した旧朝鮮半島出身労働者側が、控訴を諦め、裁判結果が確定しました。
※今日は、おかげさまで「日本語の行間」の発売日です。ありがとうございます!※
♨ 拙著著のご紹介&お知らせなど♨ 以下、「題の部分」はアマゾンリンク(アソシエイト)になりますのでご注意ください。
<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >が2021年9月2日から発売です。日本語たる不思議、その圧倒的な行間。言語の、街の、日本の、日本人の行間。そして、日本で見つけた「会話の中の『ありがとう』」。「ありがとう」たる行間の中に、また一つ隠れていた素晴らしい行間。それらについてに考察した本になります。
<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。・新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。他の拙著についてはここにまとめてあります。
・サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。・シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。
・本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。