本ブログのコメント欄では圧倒的な支持を得ている李在明(イジェミョン)京畿道知事が、競選(大統領候補を決めるための党内選挙)でまた圧勝しました。競選は各地域別に行われますが、今回が3勝目で、しかも3回共に圧勝です。今まで通りなら、ほぼ決まったのではないか、そんな気もします。
保守派の尹錫悦(ユンソクヨル)前検察総長は、親日だとされるイメージを気にしてか、元慰安婦(?)イ・ヨンスと会って「かならず日本から謝罪を引き出して見せる)」と話しました。以下、まずはハンギョレ新聞から引用します。<<~>>が引用部分になります。
<<共に民主党大統領候補であるイ・ジェミョン候補が、11日開かれた大邱・慶北地域の大統領候補巡回予備選挙で3連勝を収めた。忠清道圏に続き、大邱・慶北でも過半数以上を得票し、『大勢論』にさらに力を得た。イ候補はこの日、大邱インターブルゴホテルで開かれた大邱・慶北地域巡回予備選挙で、合計1万1735人が投票した中で5999票を得て得票率51.12%を記録した。議員辞職という背水の陣をとった李洛淵(イ・ナギョン)候補は27.98%(3284票)にとどまった。この日の投票結果に基づいて、イ候補の大勢論はさらに弾力を受けるになった・・・・去る4〜5日、大田・忠南と世宗・忠清北道を合算した投票の結果では、イ・ジェミョン候補は54.72%で、イ・ナギョン候補(28.19%)より2倍近くの票を得た>>
ユン前検察総長は、この前に紹介した告発依頼の件もあり、どんどん支持を失い、もう同じ国民の力内でもホン・ジュンピョ議員に負けるようになりました(調査結果にもよります)。多分、そういう流れと関係があると思いますが・・ユン前総長が元慰安婦(?)のイヨンスに会って、『かならず日本の謝罪を引き出す』と宣言しました。ここは毎日新聞(※日本の毎日新聞ではありません)から引用します。
<<ユン・ソクヨル国民の力大統領候補が11日、慰安婦(※原文では日本軍慰安婦)被害者イ・ヨンスさんに会って、「日本の謝罪を必ず引き出し、おばあさんの心の傷を治す」と約束した。ユン候補はこの日午後、大邱市中区慰安婦記念館を訪れ、イさんと面談をして「国際司法裁判所に行って完全な判断を受け、慰安婦問題を解決してくれる人を探している。公約できるのか」とするイさんの質問に、このように答えた。ユン候補はこの日イさんに会って、「もっと早く訪れるべきだったが、ご健康のようでなにより」と挨拶した・・
・・ユン候補は「おばあさんたちを助けるとしながら多くの団体が寄付も受けたり、政府の支援も受けたりしたけど、ちゃんと使わなかったことが、少し前に明らかになった。これからはそんなことがないように、公職者だった一人として申し訳なく思っている」と述べた。慰安婦問題を必ず解決してほしいというイさんの要請には、「必ず謝罪を引き出す」と指切りして約束した・・>>
なんというか、臣下になると誓うシーンのような気もします。しかし、何か画期的な反転がないと、大統領になれる可能性はそう高くないでしょう。
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