「日本博士JOY」ユン・ソイン氏、検察送致・・「独立運動家って、熱心に生きなかったから貧しいのでは?」と書いただけで

「日本博士JOY」という名でも知られているウェブトゥーン作家・YOUTUBERのユン・ソイン氏が、結局、検察に送致されました。ユン・ソイン氏は今年1月、フェイスブックに「(裕福に暮らしている人が多い)親日派の子孫は、熱心に生きようとして、その間、(貧しい人が多い)独立運動家の子孫たちは、いったい何をしていたのだろう? 実は、100年前にも、いわゆる親日派は熱心に生きた人々であり、独立運動家たちは、いいかげんに生きていた人たちではなかろうか」と書きました(当時の国民日報)。

 

韓国では、独立運動家及びその子孫に貧しい人が多いのは、日帝に全財産を奪われたから、戦後に親日清算がちゃんと出来なかったから、親日政権(保守政権)が続いたから、ということになっています。ユン氏の投稿は、大きな騒ぎとなりました。

 

その直後、金元雄(キム・ウォンウン)光復会会長は、「告訴状の提出を決定する。光復会員8,300人が、1人当り100万ウォンの慰謝料を要求すると、83億ウォンになる。遺族7万2,000人まで合わせると、規模がより大きくなるだろう。今回のことは、単にユン・ソイン個人の問題ではなく、そんな人に対する風土、社会全体が、私たちも、一度省察をする必要がある事件だと思う」と言いました(当時のJTBC)。

 

この件を担当しているジョン・チョルスン代表弁護士は、1回で終わらせるのではなく、長い間ユン氏を苦しめると公言しました。「光復会から、ユン氏の法的措置を検討してほしいという依頼を受け、可能だという意見を差し上げた。弁護士生活20年の間に、検察、与党4線国会議員など大きな相手と数多くの戦いをしてきたが、これに比べれば、ユン氏の法的措置は、トイレ掃除と同様の奉仕活動に過ぎないものだ。独立運動家の子孫たち数千人が参加する集団訴訟の形式で進行し、慰謝料訴訟は200〜300人ずつ数十回にわたって順次提起する予定である。これらの法的措置は、10〜20年かけて着実に進める。ユン・ソインのような人を放置しておいた私たちの誤りも大きい。ユン氏を10〜20年、着実に膺懲するのは、社会奉仕活動に過ぎない」、と(当時の中央日報)。それから、訴訟が相次ぎました。告訴人は2回、464人。1人100万ウォン(適当な為替レートですが約10万円)ずつの賠償で、約4640万円です(当時のKBS)。

 

それらの件が、認められ、検察に送致されました。<<・・ユン・ソインが検察に送致されたというニュースが伝えられた。去る9日ジョン・チョルスン弁護士は、Facebookに「祖国を取り戻すために自分のすべてを捨てて犠牲なさった独立運動家とその子孫の貧困と苦しい生活を、『いい加減に生きた人たち』と嘲笑していたユン・ソインの、情報通信網法違反(名誉毀損)容疑が認められ、検察に送致されたという通知を江南警察署から受けた。ユン・ソインに地獄の門が開かれたのだ」と文を載せた・・(ネットメディア「ウィキツリー」の記事です)>>

 

多分、この件が終わっても、また同じ告訴が相次ぐでしょう。人生そのものを抹殺するつもりのようですから。しかし、『熱心に生きなかっただけでは』で人生抹殺の地獄門全開放ですか。ひょっとして、何かの図星、なのかな。これ、本ブログだと、何の門が開かれるのでしょうか。

 

 

 

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