国連総会で韓米首脳会談を狙っていた文在寅大統領ですが、霧散となりました。オンライン参加だった去年を除けば、文大統領の任期中(2017~2019年)に国連総会で韓米首脳会談ができなかったのは、初めてとなります。
何があったのか(それは、ま、いろいろありましたけど)、略式すら無し、とのことでして。文大統領は国連基調演説で、朝鮮半島の平和を積極的にアピールすると言われています。その件と無関係ではない、と思われます。ちなみに、菅総理は、クアッド首脳会談のため24日に訪米することになっているせいか、今回の国連総会参加は見送りました。以下、ヘラルド経済から引用してみます。『会談はできなくても遭遇する可能性は排除できない』と、相当未練がましい題になっています。<<~>>が引用部分となります。
<<文在寅大統領とバイデン大統領の首脳会談が、不発となった。オンラインで参加した2020年を除いて、国連総会で韓米首脳会談が開かれないのは、文大統領の任期中では今回が初めてだ。しかし、両国首脳の「遭遇」の可能性まで排除されたわけではない。大統領府関係者は、文大統領訪米前の15日、記者たちと会って、「今回の国連総会で韓米首脳会談は推進しない」、「バイデン大統領は国連総会の基調演説のためにニューヨークを訪問するが滞留時間は短いものであり、また、まだ会談していない首脳との会談に集中したがっていると聞いている」とした・・
・・今回の訪米では、略式会談も予定されていない。多国間会議中に、会場の一角、または外で短い会談を行うことを意味する。略式会談も、両国が時間と議題などを事前に計画して進行する。文大統領が国連総会対面参加中の韓米首脳会談をしていないのは、任期中では、今年が初めてだ。文大統領は2017年、2018年、2019年にはニューヨークでの国連総会に出席し、そのたびにトランプ前大統領と首脳会談を行った。
しかし、バイデン、大統領と遭遇する可能性までなくなったわけではない。去る6月G7首脳会議で、当初文在寅大統領と菅義偉前首相(※まだ現役です)の略式首脳会談が不発となったが、ちょっとだけ遭遇し挨拶を交わした・・>>
G7のは、『歩み寄った』のあの件ですね。いまさらあれを『遭遇した』と自慢げに書かれも困りますが。今年は、南北が国連に加入して、30周年となります。文大統領も基調演説で南北平和と、その支持を積極的にアピールする予定だ、と報じられています。『首脳会談はできなくなったお』と大統領府関係者が話したのが15日、なぜか複数のメディアから記事になったのが今日です。タイミング的に、8月末、米国各紙が北朝鮮の核施設が再稼働されている(過去エントリー)と報じました。首脳会談を調整していたなら、ちょうどその頃のはず。何か関係があるのではないか、と思わずにはいられません。
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