またもや「凄いタイミング」現象があったので、お伝えします。事務局長が北朝鮮核施設再稼働のことで『明らかな安保理決議違反だ』と非難していたIAEA総会で、韓国は「日本がー」を叫んでいました。処理水放流を再考せよ、というのです。しかし、韓国側の記事の日付け基準でその翌日、米国は福島産輸入禁止を全面撤廃しました。なんだかんだで米国の措置は影響力が強いため、まだ一部の国で残っている輸入禁止にも肯定的影響を及ぼすと期待できます。以下、韓国側の記事から引用してみます。各記事、<<~>>が引用部分になります。
<<(韓国)政府が、福島原発汚染水(※処理水)の放出の決定について、日本政府の再考を促しました。ヨン・ホンテク科学技術情報通信部1次官は、オーストリア ウィーンで開かれた第65回国際原子力機関IAEA定期総会の基調演説で、日本政府が韓国と十分な協議なしに原発処理水の海洋放出を決定し、8月の具体的な計画を発表したこと深い遺憾を表明するとし、日本政府に放流決定の再考を促しました。
また、日本の処理過程で客観性と透明性、安全性向上のためのIAEAの役割が非常に重要だとし、福島原発処理水の放射能分析など、IAEAの監視と安全性点検活動に韓国が持続的に参加することを希望すると明らかにしました。ヨン次官は特に、IAEAの責任ある加盟国としての日本が韓国政府の要請を積極的に受け入れている誠実な姿勢を示すことを求め、IAEAも積極的に協力してくれることを要請しました(YTN9月21日)>>
すでにIAEAは処理水の放流を肯定的に評価しており、専門家チームを構成しました。韓国の要請通り、モニタリングのための専門家チームに韓国人学者も参加するようにしています。なにを今になって「協力」「透明」などを叫んでいるのでしょうか。ですが、韓国側の記事の日付けを基準にし、その翌日。米国が福島産輸入禁止を全面撤廃しました。
<<米国政府は、2011年3月の東日本大震災福島第1原発事故後に導入した日本産食品の輸入規制をすべて解除した。韓国や中国などはまだ輸入規制を維持している。日本の農林水産省は22日、米国政府が福島原発事故を契機に適用してきた自国産食品の輸入規制を全面撤廃したと発表した。日本の広域自治団体である県単位で適用された米国の輸入禁止対象地域では、福島など14県が残っていた。
米国政府の輸入規制全面撤廃で、福島の米をはじめ、宮城、岩手など福島周辺の農産物など計100品目の米国の輸出が可能になった。米国は、香港、中国に続き日本の第3位の農林水産物・食品の輸出対象国(地域)である。日本が昨年、米国に輸出した農林水産物・食品は、1,188億円分であり、米が約5億6,000万円を獲得した。
福島第1原発事故直後55ヶ所に達した日本産食品の輸入規制国・地域は、米国が解除し、14カ所だけとなった。日本政府は、米国政府の今回の決定に基づき、福島原発事故と関連した輸入規制を維持している韓国、中国、台湾などを相手に撤廃要求を強めると見られると、共同通信などは伝えた(ソウル経済9月22日)>>
韓国からすると、後頭部精密爆撃とでも言いましょうか。まだ残っている後頭部があれば、のことですが。
♨ 拙著著のご紹介&お知らせなど♨ 以下、「題の部分」はアマゾンリンク(アソシエイト)になりますのでご注意ください。
<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >が2021年9月2日から発売です。日本語たる不思議、その圧倒的な行間。言語の、街の、日本の、日本人の行間。そして、日本で見つけた「会話の中の『ありがとう』」。「ありがとう」たる行間の中に、また一つ隠れていた素晴らしい行間。それらについてに考察した本になります。
<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>が発売中(2021年4月29日発売)です。日本滞在4年目になって、日本で手に入れた日常、そして、ラムザイヤー教授の論文にまつわる話、それらから見えてきた、日韓比較論です。・新刊<恥韓の根源>が発売中(2021年2月28日)です。併合時代の朝鮮半島のハングル記事、1965年基本条約締結を前後しての記事など、古い記事を考察し、『今』の韓国の反日思想の矛盾を浮き彫りにしてみました。他の拙著についてはここにまとめてあります。
・サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。・シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。
・本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。