韓国の総理、圧倒的な上から目線で「日韓間の往来再開」を要請か・・岸田さんのことで「合意では慰安婦問題は解決できないともう分かっているはず」

やっと緊急事態宣言が解除されたばかりですが、韓国政府が日韓往来再開の案を作成、日本側に要請する予定だとのことです。去年10月にビジネス限定での往来には合意していたとのことですが、記事のニュアンスだと、今回は普通の観光客も含めてのこと、のようです(具体的には書いてありません)。また、IOCに「北朝鮮が北京オリンピックに参加できるように」「必要なら積極的な意見表明を行う」、とも。以下、韓国のキム・ブギョム国務総理のインタビュー記事、ニューシースから引用します。<<>>が引用部分で、1次ソースは日経新聞とのことです。

 

<<キム・ブギョム総理は4日、日本の首相に就任する岸田文雄自民党新総裁に韓日関係のための役割を期待すると述べた。キム総理は1日、日本経済新聞とのインタビューで、岸田に「両国関係の発展に大きな役割を果たしてほしい」と期待を表わした。特に岸田は「2015年の日韓慰安婦の合意時に外相として交渉に関与した。問題の本質を知っていて解決の限界も知っている政治家」と評価した。岸田はムン・ジェイン政府が事実上破棄した慰安婦合意を主導して署名した人物である。

日本の強制徴用訴訟(※旧朝鮮半島出身労働者問題)については、「裁判官の間でも意見の違いがある。司法手続きをより見守ってほしい」と言うにとどまった。「対話できる雰囲気であれば、事態をこれ以上悪化させない方法を見つけることもできるではないか」と付け加えた。また、来年2月に中国で開催される北京オリンピックに北朝鮮の参加のために、国際オリンピック委員会(IOC)に提案する考えも明らかにした。

IOCは、北朝鮮が今年、日本で開かれた東京オリンピックに無断で欠席したとして2022年の終わりまで資格を停止する懲戒を下した。キム総理は「IOCの寛大な措置を望む。そうなれば、南北高官が自然な形で、北京で会うことができるだろう」と北京五輪を契機に南北当局者会談を成功させると期待した。彼は「必要であれば、IOCに積極的な意思表現をする」と明らかにした。


また、コロナ19感染防疫措置に停滞した韓日間の往来再開の検討を日本側に提案すると発表した。日韓両国は、昨年10月にビジネス往来を認める企業人特別入国手続き制度(ビジネストラック)に合意した。しかし、日本のコロナ19感染拡散などで、今年1月から中断した。キム首相は「両国の国民が自由に行き来することができる雰囲気を作らなければならない」と述べた。また、「日本がコロナ感染者を減らすことに成功したため、積極的に(往来再開を)検討する。防疫、外交当局と議論することになるだろう」と説明した。新聞は「(韓国)政府内での具体的な往来再開の条件検討が進められているようだ」と分析した。先月29日、新しい自民党総裁に選出された岸田は来る4日日本の首相に就任し、新しい内閣を発足する予定である>>

 

相変わらず、「圧倒的な呼び捨て」が目立つ記事でもあります。往来再開について、キム総理は「日本が新型コロナを抑えることに成功したから」と上から目線で話していますが、問題は、韓国の感染者数が全然減っていない、しかも不自然なデータがあることでしょう。韓国と往来再開すると、表面的なデータだけで中国など他国も似たような主張をするに決まっています。そういう店を考慮すべきでありましょう。

そして、見逃しやすい部分なので赤いマーカー付けておきましたが、岸田さんのことを『解決の限界も知っている』と話したこともまた、呆れるほどの上から目線です。これは、『問題の本質(韓国で言う『慰安婦問題は合意や条約では解決できない問題』)からして、『そんな合意では解決できないと、岸田ももう学んだはずだ』という意味です。合意を破棄した韓国側がこんなことを言いながら、往来がどうとか言ってる時点で、もう話は破綻しています。

 

 

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