『日程のせいだ』エントリーです。どこから出てきた話なのか分かりませんが、中央日報が「日本が、急に首脳間通話の時間を変え、韓国が怒った」という記事を載せました。つい数時間前まで大統領府は「今日(14日)通話するとはまだ決まっていない」としていましたので、話が合わない気もします。以下、中央日報から引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
<<・・「韓国は後順位グループにされた」とする日本のメディアの指摘のとおり、文大統領との通話(※首脳間の電話会談)は、「優先グループ」から1週間過ぎた時点でなされることになった・・・・前任者である菅義偉首相は就任4日後、米国、オーストラリア、通常の電話をはじめ、就任9日目に文大統領と通話した。中国、ロシア、英国よりも先だった。別の消息筋はこの日、「日本政府が当初、14日午後6時に文大統領と会談することでしたが、突然、夜8時の時間変更を要請した」とし「韓国政府が『それならいっそのこと、次の日にしよう」と提案し、15日の日程が確定した」と述べた。
岸田首相が文大統領との通話を意図的に遅らせるようとする姿を見せ、日程変更まで要求したことについて、大統領府と韓国外交当局もかなり不満を表出したものと伝えられた。一方、岸田首相は15日の電話会談で、強制徴用者補償問題などについて非常に強硬な立場を取ると示唆した。
岸田首相は13日、参院本会議で大塚耕平 国民民主党議員から、日韓関係についての質問を受けて、「日韓関係を健全な関係に戻すために、旧韓半島出身労働者問題に関しては、韓国側が『日本側が受け入れ可能な解決策』を早期に出すように強く要求する」と強調した。また、「日韓関係は非常に厳しい状況にあるが、このまま放置することはできない。国と国の約束を守ることは国家間の関係の基本だ」と付け加えた・・>>
でも、ちょっと違う内容の(タイミングにもよりますので矛盾すると言い切れない側面もありますが)記事もありました。午前10時40分頃のニュース1の記事では、大統領府は(今日電話通話が行われるという日本側の報道に関して)「まだ何も決まっていない」と話しています。まさか、18時通話予定が10時過ぎまで決まってなかったとは思えないし、本当に18時に電話会談が予定されていたなら、こんなふうには言わなかったはずです。これって、どう考えても『韓国側が日本側に要請して、返事を待っていた(この時点で通話が今日ではない別の日になる可能性があると知っていた)』からこんなふうに答えたのではないでしょうか。私の心が曇っただけかもしれませんが、私にはそういうニュアンスに聞こえます。以下、該当部分だけ引用してみます。ニュース1です。
<<大統領府は14日、ムン・ジェイン大統領と岸田文雄首相との間の初の首脳通話の日程を調整中だと明らかにした。大統領府関係者はこの日午前、ニュース1との通話で、「日程は調整中で、今日か明日の可能性があり、そうはいかないかもしれない」とし「まだ決まったことはない」と述べた。先に日本の共同通信は、複数の日本政府関係者を引用して、文大統領と岸田首相がこの日、電話をする方向で調整に入ったと報じた・・>>
あることを思い出します。G7で、菅総理に文大統領が『先に歩み寄り』会話しましたが、その件で、韓国側からは匿名情報で『その後略式会談が予定されていたのに、菅総理が約束を破ってそのままどっか行ってしまった』とする記事が溢れました。いまでも韓国では『定説』となっています。そのパターンに似ている・・そんな気もしますが。中央日報は他の記事で、韓国大統領府の中では、『どれ、日本が韓国との電話会談をどこまで遅らせることができるのか、見てみよう』という不満まで出ている、としています。でも、それだと『調整中』『次の日にしましょう』とは言わないでしょう(中央日報の別の記事)。
体は子供、頭脳も子供、後頭部だけ大人(鍛錬されている)。大人の後頭部を持つ子どもたちへ・・かどうかはともかく、くだらない謎が増えるばかりです。迷宮入りでいいじゃないでしょうか、別に。
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