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おかげさまで、また新しい本の紹介ができるようになりました。2冊連続で「日韓比較論」が続きましたが、今回は8ヶ月ぶりの、本題(日韓関係)シリーズとなります。タイトルは、<文在寅政権最後の暴走 >です。
今回の本は、文在寅政権5年間の日韓関係の変化を、主に日韓関係、そして米韓関係、韓中関係、南北関係の時点から考察してみました。前任大統領を徹底して『魔女』扱いして大統領になった文在寅氏が、『これが国か』というフレーズに応えるために打ち出した、『これが国だ』たる、対日・対米・対中の『三つの策』の概要(本文基準で約10%になります)。
しかし、米国は文政府の予想より視野が広く、中国は予想より狡猾で、日本は、予想よりずっと強い国でした。対米策の失敗(約10%)、対中策の失敗(約10%)、そして、メインパートとして、対日策の失敗(約20%)。
それら三つの策は南北関係と繋がっているわけですが、韓国、特に韓国のリベラル思想家たちにとって、北朝鮮とはどんな存在なのか。主体(チュチェ)思想とはどんな関係があり、そもそも『民族』って何なのか(約10%)。残った任期中に文政府に出来ることはあるのか、韓国の次期大統領選挙はどうなっていて、これからどうなるのか、など(約10%)。
反日は韓国内向けという指摘があり、実際にそれはそうです。しかし、韓国の反日が本当に底上げされるのは、国際秩序から韓国が疎外されたときです。盧武鉉政府の時がまさにそうでした。当時とは違って、日本はもう韓国を包容しません。もう反日が強くなるとその反作用(いわゆる嫌韓)も強くなる時代です。その結果、日韓関係は回復不可能になっていくことでしょう。感情的に書いているわけではありません。その論拠を、2020東京オリンピック関連情報から探ってみます。ここもメインパートで、約20%になります。その他の部分と、普通にオリンピックに関連した話、個人的な経験話、息抜きの話までいろいろ含めて約10%。こうして起承転結が完了します。
いままでは、韓国側の記事を日本語に訳してそのまま引用していましたが、本書では、記事を自分なりにまとめたり再構成したりして、もっと自分の文章に近い形で『組み込む』形で引用しました。もちろん、一部、ありのままに引用したほうが適切だと思われる記事は、今まで通りにしました。少しでも読みやすくなっていたら幸いです。
思いっきり、書きたいことを書きました。10月31日発売となります。本当にありがとうございます。