ちょっと軽い話にしたかったですが、全然軽くない内容になった気もします・・が、元朝鮮日報記者イ・ヒョクチェ氏が書いた寄稿文から、いくつかのエピソードをまとめてみました。冗談(皮肉)もあるし、氏が聞いた話(実際に世間ではそう言われている)もあります。以下、寄稿文メインのネットメディア、『スカイデイリー』から引用します。
<<・・京畿道(※有力大統領候補イ・ジェミョン氏が知事であり、特に親日清算などに拘っています)教育庁が、学生たちにアンケートを送った。「学校生活の中の日帝残滓の発掘調査」という題のものだった。そこにはこう書いてあった。「本人が考える、日帝残滓の概念とは何か。学校生活の中の日帝残滓にはどんなものがあるのか。それを、どのように清算しなければならないと思うのか」。
それを読んだある学生が、一生懸命、資料を調べて、報告書を提出した。「調査結果、次のような日本式単語が発見されました。学校、生活、残滓、発掘、調査、本人、概念、清算」。これらを清算できる方法は、何も話さないことです」。
幸い、教育庁のアンケートの文章には、教育、科学、自由、経済、討論、社会、権利、時間、個人、冒険、印象、過程、常識、哲学、衛生、世紀、理想、恋愛、形而上学・・・などなどは入ってなかった。併合時代(※原文では『植民時代』)に生まれなかったのが幸いだ。だって、次は「併合時代に朝鮮半島で息をした人を探し出せ」と言われるかもしれないじゃないか。
2017年6月19日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「福島原発事故で1368人が死亡した」と話し、日本政府は「事実と違う。非常に残念」とした。これに対して韓国政府は「錯誤があった」と解明するだけだった。日本のマスコミは、市中の怪談にすぎない内容が大統領の演説文に入っていたことに驚いでいた。『経験したことのない国』に住む私たちにとっては、さほど驚くべきことでもないのに。また、韓国政府は福島原発事故と関連、日本の水産物輸入禁止措置を下したが、福島はもちろん青森、岩手、宮城なども含まれた。残念ながら、韓国政府は地理に弱かった。海のない栃木や群馬などが水産物輸入禁止地域に含まれていたのだ。
福島原発事故と関連した別の話として、『福島のせいで塩の価格が上がった』というのがある。日本が福島原発処理水を海に放出して海が汚染されてしまったせいで、きれいな海水が不足し、塩の生産量が減り、それで塩が値上がりしたというのだ。2016年3800haだった塩田の面積は、(※文政府の政策により)太陽光施設が入り、5年目となる今年は全面積で3050haになり、生産量でみると半分になった。しかし、それは塩の値上げとは何の関係もないのだろう。
李在明(イ・ジェミョン)共に民主党大統領候補は、「李承晩元大統領は親日売国勢力の父」とした。1952年1月18日、一方的に李承晩ラインを宣布し、13年間、日本漁船328隻を拿捕、3929人を抑留、抑留などによる死者44人という結果を生み、しかも李承晩ラインの中に独島(※竹島のこと)を入れて実効支配を完成した李承晩は、日本の立場からすると敵そのものであり、反日の首魁であろう。こんな、面白くもなんともない話を長々と続けたのは、本当にもうこんな安っぽい事例なんか無くなってほしいからだ・・>>
最後の部分、ひょっとして李承晩ラインを褒めているのか?なニュアンスもあって何度か読み返してみましたが、『一方的(原文ママです)』としている点、韓国ではタブー扱いとなっている日本民間人の被害データを載せている点などを考えて、そのまま載せることにしました。
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