韓国政府、ローマの教会に竹島問題に関した造形物を展示・・大統領も参加

文在寅大統領がローマ教皇(2019年より、「法王」から変更されました)に会って北朝鮮訪問を要請しました。ちょうどその頃、韓国政府(統一部)はローマの教会に竹島領有権を主張する造形物を展示、韓国の政治家は『日本くん、見ているかね』というSNS書き込みを共有しました(ソース記事であるニュース1からのキャプチャー画像となります)。

造形物といっても、説明またはこの件に詳しい人でないと気づかないレベルで、地図として見ると位置関係も変です。ソース記事に写真もありますが、分断してから68年ということで、南北それぞれ68年で136本の十字架とろうそくで朝鮮半島の形を表現したものです。多分、教会側は竹島については事前に説明を受けてなかったのではないか、と思われます。以下、ニュース1から引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<チェ・ガンウク開かれた民主党(※共に民主党の衛星政党)代表が、30日イタリアローマ・サンティニャツィオ教会で開かれた「鉄条網、平和になる」展示会で、文在寅大統領が独島(※竹島のこと)を含む韓半島形状の展示作品と撮った写真を共有した。チェ代表はこの日、自身の社会関係網サービス(SNS)に、自分の知人が書いた『日本くん、見ているかね(일본아 보고있니?)』という文と共に、展示会の写真を掲載した。

写真には非武装地帯(DMZ)で撤去された鉄条網を素材に作られた「平和の十字架」136本が韓半島の形をなす展示物が登場した。 136という数字は、韓国戦争以後68年間、南北が経験した分断の苦痛が一つに合わされ(68+68)平和を成し遂げるという意味を含んでいる。特に展示物には鬱陵島と竹島も含まれて、さらに意味があった。

当該展示物は統一部が主管催、イタリアローマ・サンティニャツィオ教会大聖堂で開催された「鉄条網、平和になる」展示会に設置された。海を渡ってイタリアで、竹島が韓国の領土であることを知らせる展示物が設置されたのだ。G20首脳会議をきっかけにイタリアローマを訪問中の文在寅大統領は29日午後(現地時間)、キム・ジョンスク夫人と共に、展示会に参加、朝鮮半島を形象化した展示作品に最後の点灯をした>>

 

繰り返しになりますが、これは協会側は知らなかったことではないか、と思われます。まずイタリアの日本大使館は、『教会側はもっとも右にあるろうそくの意味を知っていたのか』『竹島が韓国のものになることを平和だと思っているのか』などを聞いてみたほうがいいじゃないでしょうか。大統領が教皇に会ったあとの日程なら、なおさらです。「床が旭日旗ではありませんか?」とツッコもうかともおもいましたが、やめておきます。

 

 

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