「19日、韓国が日本に終戦宣言支持を要請し、船越健裕アジア大洋州局長が事実上の拒否意志を表明した」。中央日報が今日、そう報じました。他にも記事は「韓国への強硬路線が支持を得ると分かったので、岸田政府はさらに韓国にきつく当たるだろう」ともしています。以下、中央日報です。<<~>>が引用部分となります。
<<岸田文雄日本首相が率いる自民党が総選挙で単独過半議席の261席確保に成功し(※261議席は『単独過半数(233)』ではなく『絶対安定多数』です)、韓日間冷気流が当分持続する見通しだ。特に、就任から1カ月ぶりの選挙で自民党の保守的路線に対する国民的支持を再確認できたことで、韓国への強硬な態度を取るアプローチも続く見通しだ。文在寅政府の立場としては、任期末、韓日関係の正常化の試みに悪材が蓄積するばかりだ。
ジン・チャンス世宗研究所日本研究センター長は、「外形的には自民党が国政運営のための絶対安定議席を確保したように見えるが、内部的には共明党との連立政権を維持するための政策調整など、国内政治的リスクが依然としている状況」とし「また、岸田首相が米日関係に集中する状況で、動力も、名分もない韓日関係改善は、優先順位から遠く外されることになるだろう」と憂いた・・
韓日両国の梗塞局面は、終戦宣言をはじめとする文在寅政府の朝鮮半島平和プロセスの再稼働努力にも悪影響を及ぼす恐れがある。特に、北朝鮮の寧辺原子炉の再稼動の兆候や、相次ぐミサイル試験発射などを理由に、日本は終戦宣言に懐疑的立場を見せている。このような日本の気流は先月19日(現地時間)、米国ワシントンで開かれた韓米日北核首席代表協議でも露骨に現れたという。
当時、ノ・ギュドク外交部韓半島平和交渉本部長は、終戦宣言に対する支持・協力を要請したが、これに対し船越健裕日本外務省アジア・大洋州局長は、「北朝鮮は、朝鮮半島緊張を造成する行為を繰り返している」と強く糾弾したという。特に船越局長が韓米日協議で「域内抑止力強化」を数回も強調したのは、事実上、終戦宣言に対しての懐疑的な立場を表したメッセージだと解決される。
これと関連し、外交消息筋は、「日本も北朝鮮核問題を解決するために外交的アプローチを取ることは必要だと同意しているが、具体的な方法論で韓国が提案した終戦宣言には、同意できないというのが、確固たる立場」とし「むしろ、北朝鮮の核開発とミサイル発射を糾弾し、抑止力強化に焦点を合わせたのは、北朝鮮を対話テーブルに呼び出すのが先だという韓国のアプローチとはかなりの溝がある」と話した。
文大統領と岸田首相ともに1~2日(現地時間)、英国グラスゴーで開かれる第26次国連気候変動協約締約国総会(COP26)に出席するが、韓日首脳間の対面会談が行われる可能性は低い。韓日共に国内の政治的変数に結びついても関係改善を深く議論しにくい状況だからだ。特に岸田首相は文大統領ではなく、ジョーバイデン米大統領との首脳会談を最優先課題として推進している。これに関連して、日本毎日新聞は先月29日、複数の政府関係者を引用し、「岸田首相がCOP26をきっかけにバイデン大統領と首脳会談を開催する案を推進中」と報じただけで、韓日首脳会談に言及はなかった>>
いや、政治的変数もなにも、普通、日米首脳会談を優先するものでしょう。韓国基準を前提にしての表現ですが、キリストの愛を伝える教皇庁にまで後頭部をやられた韓国の終戦宣言主張。もうどこに何を言っても、マニュアル的な返事以外には期待できないでしょうし。『文在寅政権最後の暴走』にも、ちょうど私が韓国を離れた頃、朴槿恵氏の弾劾に浮かれていた韓国社会の姿を少し書きましたが・・もう何もかもうまくいく、と盛り上がっていたあの闇の宴。あれはいったい、何だったのか。
東京の某大型書店、新書コーナーのよく見えるところにありました。本当にありがとうございます。感謝の言葉しかございません。昨日、1日中「あちました」と誤記していたのは誰にも言わないつもりです。
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