アニメやライトノベルではまだまだ異世界ものが人気のようですが・・異世界な思考(?)なら韓国紙も負けていません。
この前の衆議院選挙で躍進した維新の会ですが、韓国の経済紙イーデイリーが、「全般的な有権者、特に東京の人たちは、維新の会を選んだ大阪の人たちを愚かだと言っている(原文では『バカだと言っている』)」という記事を載せました。その理由は、『慰安婦問題を否定する右派政党に票を入れるなんて、ありえない』と思っているから、だそうです。どこの世界の東京で聞いてきた話かは知りませんが、とりあえずイーデイリーの記事、引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
<<「大阪の人々は愚かだ」 、「維新会の悪行を知りながら、なんで支持なんかできるのだろうか」。日本の極右政党である日本維新の会が、大阪で執権自民党を超え衆議院選挙で圧勝すると、有権者たちは衝撃に陥った。もともと大阪地域を中心とした地域政党だった日本維新の会は、大阪地域に候補者を出した15の選挙区ですべて勝利し、全国的には41席を得て直前(11席)より4倍近く議席を増やした。これは、衆議院で法案を発議するために必要な21席を軽く上回る水準だ。単独法案の発議も可能となったのだ。
他の野党、手痛い敗北を記録したのとは対照的だ。コロナ19対応失敗となかなか良くならない経済、絶えない不正腐敗疑惑など、自民党に向けた不満が日々強くなっていた。野党は「今回は本当に政権を交代しよう」と一気に団結した。立憲民主党など5つの主要野党は候補を単一化して自民党打倒に乗り出した。しかし、いざ蓋を開けてみると、むしろ前の選挙より議席が10席減った。
極右政党の躍進に、日本の有権者たちは混乱に陥った姿だ。「大阪人は愚かだ」という嘲笑も相次いだ。特に、大阪と根深い地域感情が残っている東京で、今回の結果を非難する声が大きい・・・・日本維新の会が大阪地域区を巻き起こした結果について、東京では「大阪の人々は反知性的だから極右政党に投票した」というイヤミが出てきた。日本維新の会が自民党よりも右寄りの政党だからだ・・>>
引用した部分にはありませんが、ソース記事は「しかし、このような日本の有権者の全般的な認識とは異なり、大阪で日本維新の会の突風は数年間も続いている」としています。日本の有権者の全般的な認識と違うのに、選挙で突風が巻き起せるはずがないでしょうに。それに、記事でもそうですが韓国では自民も極右設定ですが、それはいいのでしょうか。
そういえば、一時よりは減りましたが、韓国では「日本の一般国民は親韓で、韓国と葛藤を起こしているのは一部の政治家だけだ」というのが定説になっています。ソース記事は、それの分割バージョンかな、と思いました。一つ前のエントリーでも、「ウィッシュフル・シンキングに『支配された』」結果をお伝えしましたが、同じ流れでありましょう。真の「肯定的考え方」は、誰かの否定的な考え方を必要としません。ありもしない何かの否定を無理矢理作り出してこそ成立する肯定なら、それは肯定でも希望でも、なんでもありません。ただの、『支配』です。支配する人はいないけど、確実に自分自身は支配されている、だからいつまでも終わらない、最悪の支配です。本件だけでなく、反日思想そのものが、そんな類ですけど。
※定期的に告知する内容ですが、コメントの際の注意事項、必ずお読みください(既存の内容のままで、更新したわけではありません)※
♨ 拙著著のご紹介&お知らせなど♨ 以下、本の題の部分はアマゾン・アソシエイトになりますのでご注意ください。
・新刊<文在寅政権最後の暴走>が発売中です。文政権で日韓関係がどう変わったのか、文政権の考える『まともな国』とはどんなもので、それは南北、対日、対米、対中関係をどう考えていたのか。そして、どう失敗したのか。次期大統領選挙や日韓関係はどうなっていくのか。そんな内容となります。
・准新刊<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >が発売中です。日本語たる不思議、その圧倒的な行間。「ありがとう」たる行間の存在。それらについて考察した本になります。既刊として、日本滞在4年目の日常と、ラムザイヤー教授の論文騒ぎから見えてきた日韓の差を考察した<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>、併合時代や1965年(基本条約締結)の韓国語記事などから当時と現状を考察した<恥韓の根源>も発売中です。他の拙著については別ページにまとめました。
・サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。・シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。
・本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。