李在明氏「日本は完全な友邦国家なのか?」「日本は、竹島をトリップワイヤーとして使う」

まず、続報という形でお伝えします。中国からの尿素輸入(尿素輸入が問題になる前に、仮契約状態にあったものの一部だと思われます)が部分的に再開された、とのことです。『車両用』とするなら、2~3ヶ月分になる、とも。ただ、実際は尿素を使うのは車両だけでもないので、不確かな部分もある、とのことです。さて、これで騒ぎがある程度は治まるのでしょうか。

で、本題ですが、共に民主党の有力大統領候補「李在明(イジェミョン)」氏が、「日本は完全に友邦国家なのか」「日本は独島(竹島)を引継鉄線として使う気だ」などと発言しました。引継鉄線とはトリップワイヤーのことで、隠しておいた爆発物を作動させる『仕掛け線』のことです。以下、ヘラルド経済から引用してみます。<<>>が引用部分となります。日本でも読売新聞がそのまま報道していますので、そちらも参考になさってください。

 

<<李在明 共に民主党大統領候補が、韓米日軍事同盟に反対すると主張し、「独島(※竹島のこと)はいつか日本の引継鉄線になる可能性があると見ている」と話した。日本が過去帝国主義の問題に対して曖昧な立場を取っているという点も批判した。李候補は10日午前、プレスセンターで行われた寬勳クラブ(※中堅記者たちの会)の討論会で、「韓米日軍事同盟」の賛否を問う質問に対して。「韓・米・日三角軍事同盟については反対する。私たちはアメリカと軍事同盟を結んでいる。しかし、ここに日本を入れることは非常に慎重に考慮しなければならない」と話した。

李候補は引き続き、「私たちは、独島問題を含む対日関係で何を心配しているのか。日本は完全な友邦国家なのか。なぜ独島に対して日本は問題提起をするのか。すでに韓国領土であることが明らかなのに」とし「今すぐではないにせよ、いつかは(独島が)日本の引継鉄線になることもあると思う。そんな疑問を持つしかない」と強調した。

李候補は「北朝鮮と直ちに対敵しなければならないが、日本問題も、領土問題や過去問題が完全に、本当に永続的に善隣交流共存関係になるならともかく、過去史問題と帝国主義問題に対して日本は依然として曖昧さを維持している。韓・米・日軍事同盟は非常に危険だと思う」と強調した>>

 

なんでトリップワイヤーにするのかというと、韓国の世界観は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の時点でタイムストップがかかっています。『日本は大陸進出を夢見ていて、そのために朝鮮半島をものにしようとしている』です。だから、竹島関連で武力衝突かなにかを誘発させ、そのまま韓国を占領するだろう、というものです。韓国が今心配すべきは、自由民主主義陣営の流れから『外される』ことですが・・『占領されるかもしれない』と心配している時点で、もう何を言っても無駄ではないでしょうか。

同盟の件は、そこまで心配しなくても、日米韓同盟は無いと思います(笑)。ただ、引用部分で『3角』としているのは、『3国』の間違いだと思われますが、本当に3「角」にまで反対しているなら、これは実に『大物(色んな意味で)』ですね。他にも李候補はTHAADの韓国への追加配置についても明らかに反対の意を示しました。そう、NO 日米韓3国同盟、NO THAAD追加配置。この話は、結局、文在寅政府の『3NO』を継承するという話でしかありません。もう一つは米国のミサイル防衛システムに入らない、というものでした。これもまた、現実味は無いと見ていいでしょう。

 

 

拙著著のご紹介&お知らせなど♨  以下、本の題の部分はアマゾン・アソシエイトになりますのでご注意ください。

新刊<文在寅政権最後の暴走>が発売中です。文政権で日韓関係がどう変わったのか、文政権の考える『まともな国』とはどんなもので、それは南北、対日、対米、対中関係をどう考えていたのか。そして、どう失敗したのか。次期大統領選挙や日韓関係はどうなっていくのか。そんな内容となります。

准新刊<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >が発売中です。日本語たる不思議、その圧倒的な行間。「ありがとう」たる行間の存在。それらについて考察した本になります。既刊として、日本滞在4年目の日常と、ラムザイヤー教授の論文騒ぎから見えてきた日韓の差を考察した<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>、併合時代や1965年(基本条約締結)の韓国語記事などから当時と現状を考察した<恥韓の根源>も発売中です。他の拙著については別ページにまとめました

サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。

本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります