米中首脳会談の直後に、日米韓外務次官会議・・重要議題は、米国「台湾問題」日本「台湾問題」韓国「終戦宣言」

米国時間で15日(日本、中国からすると16日)に予定されているオンライン米中首脳会談で、台湾問題が重要議題になるだろうと言われています。この点について聯合ニュースが、中国側の専門家の意見を紹介しています。引用してみます。以下、各紙、<<>>が引用部分となります。

<<ジョーバイデン米国大統領と習近平中国国家主席の初首脳会談が15日(中国時間16日)開かれる中、台湾問題が今回の会談の最も重要な議題になると、中国専門家たちは予想した。新强  中国 復旦大学 米国学研究所副所長は15日、官営グローバルタイムズとインタビューで、「台湾問題が今回の会談の最優先議題になるだろう」としながら「中国は米国に警告の声を通じて自制することを促しながら、私たちの基本的な立場を再確認するだろう」と展望した。新副所長は引き続き「両側は台湾問題に関連して合意に至らないと思われる」とし「これは米国政府の有用な対中外交手段の一つであるためで、それを使い続けようとするからだ」と説明した・・(聯合ニュース>>

他にも、似たような内容の3人の専門家の意見を載せています。で、17日に日米韓外務次官会議が開かれるなら、それは何のためのものでしょうか。「米中首脳会談の直後」という日付を考えないと、まず話が始まらないでしょう。にもかかわらず、韓国側は17日の会議に「終戦宣言」を最優先議題として持ち込むつもりです。ニホンガーも含めて。また引用してみます。オチはもう書いたつもりなので(エントリータイトルで終わってます)、引用だけでそのまま終わりにします。

 

<<米中首脳会談によって両国間の葛藤がさらに激化すると予想される中、韓米日外交次官会議が17日に開かれる。韓国政府は「終戦宣言推進」を主要議題として議論する予定だが、米国が台湾問題を同盟国と共有する可能性が高いと見られる。米中紛争の中で、韓国政府の外交が再び試されると予想される。15日、外交部によると、チェジョンゴン外交部1次官は韓米日外交次官会議のため、米国ワシントンに到着した。チェ次官はこの日、空港で韓米日外交次官会の議題と関連して「終戦宣言推進において韓米間に異見はなく、これをいつ、どうするのかの方法論を議論している」と述べた。チェ次官は16日、ウェンディ・シャーマン米国務部副長官と会談し、17日には韓米日外交次官会議に参席する。

米国は韓米日外交次官会議で中国牽制を核心案件に掲げるものと予想される。ジョー・バイデン米大統領は、米中首脳会談で、台湾海峡での平和と安定を主な議題として取り上げると見込まれているからだ。カン・ジュニョン韓国外大国際地域研究センター長はこれと関連して、「日本は地理的に台湾海峡問題を気にしているので、韓米日次官協議で強く米国側に同調するだろう」とし「米国も、韓国が対中圧迫のための『台湾カード』について、少しはより明確な色を見せてほしいと思い、圧力をかけるだろう」と見通した。

韓日外交次官会議は、今後、韓日関係を予測できる役割をするものと見られる。韓日外交次官会議は16日または17日に開かれる予定だが、岸田文雄内閣の韓日関係のスタンスを調べる機会だと言われている。韓日両国は過去史問題をめぐって対立しながら、関係回復の接点を見いだせないでいる(ソウル経済>>

 

 

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