臨時国会召集につき、岸田総理が所信表明演説をしました。本ブログのメインテーマ的にもっとも気になるのはドールイベント情報ですが、残念ながらそれに関しては何も無かったので、仕方なく韓国関連の部分を紹介します。
韓国については「近隣国」3ヶ国関連で、最後に出てきました(中国→ロシア→韓国)。「重要な隣国である韓国には、我が国の一貫した立場に基づき、韓国側に適切な対応を強く求めていきます」です。一見、前回と何も変わってないように見えますが、実は「日韓関係を健全な関係に戻すために」の部分が消えた、とのことです。以下、ニュース1から引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
<<岸田文雄 日本首相が、韓国を「重要な隣国」と称し、「我が国(日本)の一貫した立場に基づいて引き続き適切な対応を強く求めていく」と明らかにした。6日、東京新聞によると、岸田首相はこの日、臨時国会衆議院本会議で開かれた所信表明演説でこのように明らかにした。岸田首相の就任後、最初の所信表明演説だった10月8日の演説と比べると、「(両国関係を)健全な関係に戻すために」という部分が消えた。
また昨年10月、菅義偉前首相の初の所信表明演説の時点では、「韓国は極めて重要な隣国」だったが、「極めて」という表現は岸田首相の初演説に続き、今回もなかった。日本政府がこれまで徴用(※旧朝鮮半島出身労働者問題)や慰安婦問題は1965年の韓日請求権協定などですべて解決されたという立場を堅持してきただけに、今後も同じ主張を広げると予見される。
特に岸田首相はこの日、外交・安全保障政策について演説し、「早期訪米およびジョーバイデン米大統領との首脳会談」。「自由で開かれたインド太平洋実現のための協力」、「米軍普天間基地移転」、「北朝鮮による拉致被害者問題」などに言及した後、最後に韓国を言及した。これは韓国関連懸案は日本の優先順位にないことを明らかにしたと解釈される>>
引用部分の「最後に韓国を言及した」ですが、詳しく何の最後かは分かりません。演説の「外交安保」関連で、『近隣国』3国についての話があり、その中で最後が韓国でした。産経新聞の全文ページも参考にしてください)。で、この所信表明演説ですが・・一部の韓国メディアから、『強く』の部分が消えています。『強く』があるのとないのとは、全然ニュアンスが違います。「重要な隣国である韓国には、我が国の一貫した立場に基づき、韓国側に適切な対応を求めていきます」、と。その中の一つ、なんと中央日報日本語版(ヤフー版、19時50分頃確認)を引用してみると、こうなっています。
<<日本の岸田文雄首相が6日の国会所信表明演説で韓国を「重要な隣国」と言及し、韓日間で対立する懸案に一貫した立場を守って行くと明らかにした。岸田首相は6日、追加補正予算案審議に向け召集された臨時国会での所信表明演説で、日本の外交課題を取り上げながら「重要な隣国である韓国には、わが国の一貫した立場に基づき、引き続き適切な対応を求めていく」と話した・・・・岸田首相は第1次政権での所信表明演説でも「韓国は重要な隣国」として「健全な関係に戻すためにもわが国の一貫した立場に基づき、韓国側に適切な対応を強く求めていく」という今回とほとんど同じ発言をした・・>>。
いやいや、そこで「ほとんど同じ」と言われましても。これでは、まるで今回は「強く」と言ってないようではありませんか。しかも、「健全な関係に戻すために」が消えているのは結構大きいと思いますが。いちいち外相からの電話を心待ちしている状態では、特に。一つ前のエントリーでも、「間違いかそれともわざとかはしらないけど、韓国側の一部のメディアは、林外相の発言をちゃんと伝えていない」点を取り上げましたが、今回もそんなところ、でしょうか。それとも、本当に何かのミスで後から修正でも入るのか。最近、心の曇りが半端ありません。
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