韓国の新型コロナ禍、再び増加傾向へ

今日、更新時間がおかしくなって申し訳ございませんでした。本エントリーはこれといったオチ無し、ただデータの紹介だけですが、明日の更新までツナギにでもなれたら幸いです。

今日発表された韓国の新型コロナ関連数値は、1日だけのデータとはいえ、久しぶりに前週比で新規感染者が減少、「少し落ち着いてきたのかな?」と期待できるものでした。しかし、大雪と寒さの影響だという指摘もありました。韓国、首都圏地域の冬は日本よりずっと寒く、氷点下は当たり前で、土曜日も最低気温はマイナス10℃でした。しかも大雪だったので、検査を受ける人の数が減ったためだ、との指摘です。

どうやらこの指摘が当たったようで、今日21時までの感染者は、また前週比で増加、いわゆる「最多更新」を示しています。単純に最低気温だけでみると、今日(18日)は氷点下3℃でした。明日からは寒さが和らぐとのことです。以下、各紙、<<>>が引用部分となります。

 

<<・・(※新規感染者が多少減ったのは)全国的に雪が降るなど寒波があったせいで、検査件数が減って新規確診者が減ったように見えるだけだという分析もある。 この日(※土曜日のデータ、日曜の朝 発表)の確診者数は6236人で、先週日曜日(6689人)より少なかった。オム・ジュンシク ガチョン大学ギル病院感染内科教授は、「天気が寒く、雪まで降りながら市民が検査を待つのを放棄して家に帰った。このような影響で確診者が一時的に減っても、来週再び増加する可能性もある」と話した。

ジョン・ウンギョン疾病管理庁長は16日、政府ソウル庁舎で、緊急中央災害安全対策本部ブリーフィングで「流行が悪化する場合、12月中に約1万人、来年1月中には最大2万人まで確定者が発生する可能性がある。 流行が続く場合、12月には1600~1800人、さらに1900人までの重症患者が発生する可能性があると予想する」と明らかにした・・(ハンギョレ新聞>>

 

今日(日曜)の21時基準で、新規感染者は前週より増えてきました。<<「社会的距離維持(※韓国の防疫措置)」施行2日目の19日、午後9時基準で日曜歴代最多の確診者数を記録した。このような傾向であれば、24時まで新規確診者数は6000人台を記録すると見られる。防疫当局とソウル市など各地方自治体によると、同日0時から午後9時まで全国コロナ19確診者は計4896人と集計された。

これは、前日同じ時間集計値4576人より320人多い数字だ。日曜日の同時間帯の中間集計でも歴代最多となる。これまで確診者が最も多かった12日、4564人より332人多かった。通常、休日には検査数が減り、日曜日は確定者数が少ない方だが、コロナ19の拡散が続くにつれ、この傾向があまり目立たなくなった。新規確診者は首都圏で3,422人(69.9%)、首都圏以外でで1,474人(30.1%)が出た・・(アジア経済>>

 

韓国のネットでは、各地にある選別検査所(コロナ検査をするところ)が限界に達していて、午後になるともう検査待ちを打ち切るという話も出ています。一部では「検査数を少なくして感染者をへらす気だ」という話も出ていますが、現場で見た人たちは「明らかに人数不足」と書いています。これに関しては報道が無いのでなんとも言えませんが、寒さを語る以前に、検査余力の問題になっているのかもしれません。

 

 

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