1~2ヶ月前のニュースかな?と読んでみたら、12月9日のものでした。さすがに大規模調査をしたわけではないでしょうけど、韓国にはまだまだ多くの人が「日本は新型コロナ感染者数で嘘をついている」と信じている、という記事がありました。論拠は簡単で、「誰もが知っている」や「常識的に」です。
代表的なものが「日本はPCR検査数を減らして感染者数を減らしている」ですが、そういう類のものなら・・さすがに韓国側のマスコミも、専門家や特派員たちの情報をもとに、10月あたりからは「それ、間違いだから」という記事を書くようになりました。でも、まだまだ、頭の中がクリスマスイルミネーション(防水仕様)な人たちが多いようです。それとも、信仰の問題でしょうか。以下、ヘラルド経済から引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
<<新型コロナウイルス感染症(コロナ19)新規確診者が連日7000人を超えて「最悪の事態」に迫る中、コロナ19関連「偽ニュース」が無差別に広がっている。偽ニュースは、深刻な現在の状況を認知できないようにし、証明されていない不安感によってワクチン接種を遅らせるなど、防疫に大きな障害物となっている。
9日、ヘラルド経済の取材を総合すると、コロナ19に関連する様々な偽ニュースが広がっている。代表的なものが、「日本が確診者の数を故意に隠している」という偽ニュースだ。去る8月2万5000人に達した日本の日別新規確診者数は、今月に入って100人前後にまで急減した。これをめぐって、日本政府が確診者を減らすためにコロナ遺伝子増幅(PCR)検査費用を非常に高価にした、という噂が出回った。検査費用負担が確診者減少の主な要因であるという主張だ。
このような主張は現在、(※韓国)政府の防疫体系を好評する政府支持者たちを中心に大きな呼応を受け、急速に広がっている。20代就職準備生のキム・ジョンファン氏は、「日本が嘘をついているということは誰もが知っている事実」とし「世界が認めた韓国政府の防疫より、日本の確診者が低いなんて、常識的に話にならない」と話した。
40代の公務員パク・某氏は、「他の国とは違い、韓国政府だけが、すべてを透明に公開している。事実上、韓国が最も安全地帯だ」、「日本は、何かのトリックで確診者数を減らしているに違いない」と話した。しかし、これらは、信憑性が低い。
日本が密接接触者および確実な症状がある国民以外にはPCR検査を有料で施行しているのは、コロナ19初期の昨年から変わっていない方針だ。また、確診者数が増えている、または似たようなレベルのままなのに、検査数だけを減らしたとすると、検査の陽性率も高くなる。でも、8月に24%に達した東京の養成率は、先月末には0.3%まで下落した。
チョンウンミ梨花大学木洞病院呼吸器内科教授は、「日本の場合、8月以降、3ヶ月間でタイトにワクチン接種を完了し、韓国より強化された移動制限で防疫の手綱を握ったことが有効だった」とし「韓国の場合、初期のワクチン 需給が不安定で、ワクチン接種が長くかかり、決定的な時期にウィズコロナに切り替え、今のような結果をもたらした」と説明した・・
・・このような偽ニュースの被害者は、結局、国民であると専門家は警告する。ユ・ヒョンジェ西江大学コミュニケーション学部教授は、「人々が不安がっているときに、偽ニュースは急激に増え、集団的に必要以上の恐怖が生じる」とし「その影響でパニック状態になれば、政府はおろか、すべての人々が被害をうけることになる」と指摘した>>
本件、まだ続いていたとは思いませんでした。「~に違いない」な類の嘘は、なかなか覚めないものですね。韓国の場合、日本に関するほぼすべてがそうですが・・
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