日韓(慰安婦)合意、6周年・・岸田総理「約束を守らない国とは、どんな議論も意味がない」

コタツでSASUKEを見ているシンシアリーです(日本の年末のこういう雰囲気が大好きです

さて、今日は日韓合意、いわゆる慰安婦合意6周年です。韓国では1228合意とも言いますが。旧ブログだったとき、内容には納得いかないけど(ありもしない問題を、日本が認めるようなニュアンスがあったので)、国家間の合意であるかぎり、これをどう活用するかを考えてほしい・・そんな趣旨を書いた記憶があります。あれがもう6年前ですね。

岸田総理は韓国側に「履行」を要求し、「約束を守らない国とは、どんな議論も意味がない」と言いました。韓国では「両国共に合意を破棄、謝罪せよ」という集会が開かれました。以下、引用してみます。各紙、<<>>が引用部分となります。

あと、韓国では慰安婦を「日本軍~」と書くのが一般的で、各記事もそう書いていますが、「正義連」関連ではかなり刺激的な単語が使われています。自分で決めた規則(コメント注意事項)を本文だからって自分でやぶるわけにもいかないので、全ての表記は「慰安婦」にしてあります。

 

<<岸田文雄日本首相が、「韓日慰安婦合意」6周年である今日、韓国側に合意履行を重ね要求したと共同通信が報道しました。共同通信によると、岸田首相は「最低限で、国家間の約束を守らないなら、今後どんな議論をしても意味がない」としながら、このように話しました。

韓日慰安婦合意は、2015年12月28日、両国外交長官が、慰安婦問題が「最終的、不可逆的に解決されたことに合意された」と締結した、いわゆる「12・28合意」を意味します。岸田首相は日本軍慰安婦合意当時の日本外務相で、ユン・ビョンセ当時外交部長官とともに合意内容を発表したことがあります。

文在寅(ムン・ジェイン)政府は、発足後、慰安婦合意が「国民が情緒的に受け入れることができない」という判断で見直し作業を経た後、慰安婦合意により設立された和解・治癒財団を2018年、解散決定しました。これに日本政府は「韓国が慰安婦合意を一方的に破棄した」として韓国政府に責任があるという立場を固守してきました。韓日慰安婦合意に関連して、韓国市民社会団体は今日、日本政府のちゃんとした謝罪が無く、戦争犯罪の法的責任も入っていないと反発し、合意の破棄を促しました(KBS>>

 

この件で、韓国政府が何か発言をしたというニュースは、いまのところはまだありません。正義連の集会関連をもう少し引用してみます。 <<・・正義記憶連帯(正義連)が韓日慰安婦合意6年目を迎え、「2015年慰安婦合意の失敗を認め、問題解決のために積極的に動く」ことを韓日政府に促した。正義連は28日、「手続き、形式、内容すべての面で問題がある慰安婦合意」とし「6年の歳月の間、問題を解決するどころか、未来への足かせになっている」と批判した。正義連は「日本政府は、日本が失ったのは10億円だけだと明らかにし、慰安婦合意を問題を消し去るための道具として利用している」と指摘した・・(ニュース1>>

 

ちなみに、正義連は「なんで日本は『最終的・不可逆的解決』『国際法違反』だけ繰り返すのか」としていますが、条約や合意にそう書いてあるから当たり前でしょう。また、韓国政府に対しても、「大韓民国の地位にふさわしい行動を見せろ」と要求しました。本当に「地位」や「格」という言葉が好きのようです。約束を守ることに、「地位」が何の関係があるのでしょうか

 

 

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