韓国紙「なんで何度も韓国に責任を取れと言うのか」「韓国関連言及は9秒だけ」「韓国関連は46字だけ」・・何の騒ぎだ

そろそろ「慣れる」頃だと思いますが・・韓国側のメディアが受けたK(後頭部)ダメージが思ったより大きかったようで、施政方針演説、もう一回エントリーします。

韓国側の記事を見ると、本文より『題』が暴走している、と感じることがあります。記者が付けた題ではなく、編集とか、最終的に記事を出す人たちが付けたもの、でしょうか。昨日の夕方にもお伝えした岸田総理の施政方針演説関連記事も、そんな感じでした。

韓国側のメディアは、その件で結構な騒ぎになりました。記事の数もかなりヒットします。中には、無駄に分析(?)に時間をつかった記事も多く、例えば亜州経済は「演説が総11300字のなか、韓国関連は46字だけだった」という題の記事を載せたりしました。

本エントリーのソース記事「マネートゥデー」も、「総42分で、約9秒だけだった」としているのもそうですが、題(意訳入ってます)が『なんで何度も(자꾸)韓国に責任を取れと言うのか・・韓国責任論を繰り返す日本総理』です。「何度も」の部分が、なんともいえない切なさ(悪い意味で、ですが)を編み出しています。まず、必要な部分だけ引用してみましょう。<<>>が引用部分になります。ちなみに、「何度も」は韓国語で「ザク」です。

 

<<(題)「韓日葛藤は韓国のせい?・・繰り返して韓国に責任を負えという日本首相」。日本が徴用・慰安婦など韓日両国間の葛藤と関連し、韓国が解決策を出さなければならないと繰り返し主張した。領土挑発も繰り返した。17日読売新聞・東京新聞などによると、岸田文雄日本首相はこの日開かれた定期国会施政方針演説で「韓国は重要な隣国」、「日本の一貫した立場に基づいて韓国に適切な対応を強く求める」と言った。この日、約​​42分間続いた岸田首相の演説で、韓国に関する言及はこの一文で約9秒だけだった。

岸田総理の発言の中で「適切な対応」とは、両国最大の懸案である徴用と慰安婦問題をいう。日本は1965年の韓日請求権協定と2015年の韓日外交長官慰安婦協議で、この2つの問題が完全に解決されたという立場だ。韓国裁判所がこれを認めず、賠償判決を下したのは国際法違反であり、韓国政府が解決策を出さなければならないという主張を固守している。岸田首相は就任直後の昨年10月8日臨時国会で所信表明演説でも韓国関連発言は最小化しながらもこのような立場は確かに明らかにしたことがある・・(※一つ前のエントリーと完全に重複するので、以下略とします)>>

 

読んでから、「すごいな。いちいち数えたのかな」と軽く感動しました・・かどうかはともかく。やはり気になるのは『なんで何度も言うのか』です。韓国で、怒るときによく言うセリフの一つです。「なんで何度も言うの(왜 자꾸 그래)」。例えば、勉強しなさいとママに叱られて、それでも勉強せずゲームをやっていた受験生に、ママがもう一度言いました。勉強しなさい、と。そんなとき、受験生がほぼ間違いなくこう言います。『なんで何度も言うの』と。

かなり私見入ってますが、この表現には、二つの意味があります。「1回言えばいい、私はやればできる子だ。なんで私を信じないで何度も言うのか」の意味。もう一つは、「1回言えばいいだろう。怒ってそう言っただけだろう。時間が経てばそれでいいだろう。なのに、なんで何度も言うの」という意味です。当たり前ですが、どちらにせよ、受験生がゲームやめて勉強する可能性はかぎりなくゼロに近いでしょう。

繰り返しになりますが、これ本当に私見ではありますが・・後者の場合、最近本ブログでよくエントリーしている『韓国は何もしなくても、参議院選挙終わったら日本の方から声をかけてくるだろう』という主張に似ている気もします。「なんで何度も言うのか。まるで、参議院選挙が終わっても変わらないと言っているようではないか」、とか。

くだらない話ですが、韓国が思っている日韓関係というのが、実に一方通行なもの(韓国は両班みたいに何もしない、必要なら日本がやるべき)であること。「何度も」という言葉から、それが垣間見える気もします。

 

 

 

拙著著のご紹介&お知らせなど♨  以下、本の題の部分はアマゾン・アソシエイトになりますのでご注意ください。

新刊<文在寅政権最後の暴走>が発売中です。文政権で日韓関係がどう変わったのか、文政権の考える『まともな国』とはどんなもので、それは南北、対日、対米、対中関係をどう考えていたのか。そして、どう失敗したのか。次期大統領選挙や日韓関係はどうなっていくのか。そんな内容となります。

准新刊<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >が発売中です。日本語たる不思議、その圧倒的な行間。「ありがとう」たる行間の存在。それらについて考察した本になります。既刊として、日本滞在4年目の日常と、ラムザイヤー教授の論文騒ぎから見えてきた日韓の差を考察した<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>、併合時代や1965年(基本条約締結)の韓国語記事などから当時と現状を考察した<恥韓の根源>も発売中です。他の拙著については別ページにまとめました

サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。

本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります