韓国の国家人権委員会が、「水曜集会」と呼ばれる正義連(旧挺対協)の慰安婦集会に対し、緊急救済決定を出しました。いわゆる『(水曜集会に)反対する団体』から保護せよ、という内容です。
「慰安婦または水曜集会参加者などに対する侮辱・名誉毀損行為が発生したときは、これを積極的に抑止すること」、「被害者の要求があった場合、積極的に捜査するように」勧告する、などの内容です。
反対団体とは、慰安婦問題に疑問を提起してきた人たちで、この前『映像の遺体は男だった』件をオリジナル映像とともに公開したキム・ビョンホン氏の団体も含まれています。以下、その反対団体とも比較的仲がいい(?)「ペンアンドマイク」から引用します。<<~>>が引用部分となります。内容そのものがオチ(思わしくない意味で)で出来ている気がして、引用だけして終わりにします。
<<国家人権委員会がいわゆる「反対団体」から正義記憶連帯の「水曜集会」を積極的に保護することを警察に勧告した。これに対して、いわゆる「反対団体」側が強く反発している。。彼らは国家人権委員会の常任委員4人を職権濫用及び虚偽公文書作成行事の疑いで刑事告発すると19日明らかにした・・
・・人権委は去る1992年1月8日以来30年間持続してきたソウル鍾路区旧日本大使館の向かい側、慰安婦関連集会(いわゆる「水曜集会」)が、いわゆる「反対団体」の妨害を受けているにもかかわらず、警察がこれを放置しているという陳情を受け、管轄警察署であるソウル鍾路警察署に「いわゆる反対団体」側が水曜集会を邪魔しないよう時間と場所を変えるとう積極的に勧誘し、慰安婦被害者ないし水曜集会参加者などに対する侮辱・名誉毀損行為が発生したときは、これを積極的に抑止することと、被害者の要求があるときは、積極的に捜査するよう勧告する、緊急救済決定を下した。
ここで「反対団体」とは、2020年5月以来、旧日本大使館の向かい側の慰安婦像の前で正義記憶連帯より優先して集会申告を出し、正義連の主張に反対する趣旨の集会を開催してきた、自由連帯及びその連帯団体をいう。これらの団体はこの日発表した声明で、「人権委は、具体的にソウル鍾路警察署長に『反対団体』の集会に対して(水曜集会と)時間と場所を合わせないように勧誘し、反対団体からスピーカー騒音などで「水曜集会を妨げないように勧告した」とし「後順位申告者である正義記憶連帯の水曜集会だけのために、法的に保護されなければならない先順位集会届け団体に、むしろ時間と場所の変更を勧めるよう警察に勧告したのは、警察に対し、違法な行為をするよう不当な圧力を加えたことになる」と指摘した。
「スピーカー騒音」に関しても、彼らは「スピーカー音は『反対団体』でのみ発生するわけではなく、反対団体にのみスピーカー音量を下げるよう強要する理由を説明せよ」と話した。そして、彼らは「私たちの『反対団体』は、憲法上保障された集会とデモに関する権利を、『集会およびデモに関する法律』を遵守する方法で行使してきた」とし、「集会中に実定法に違反したことがあった場合、依法措置をすればそれでいいはずだ。しかし、正義記憶連帯が水曜集会の場所を奪われたという理由だけで、法にもない行為をするよう警察に勧告したのは、明白な職権濫用だ」と主張しながら「人権委常任委員が法律常識があるかどうかすら疑わしい」と付け加えた・・>>
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