一つ前の『金空韓国』・・じゃなく、韓国国家人権委員会の『緊急勧告』関連、続報です。すみません。誤字は修正済みです。
警察が、大変困っているようです。要は、優先的に場所を『合法的に』確保した「いわゆる反対団体」とり、水曜集会を優先させろというものですが、関連した法的根拠がまったく無いからです。そもそも、その慰安婦像、長い間違法設置だったものを、後になって合法にした(慰安婦像に合わせて条例や関連法律を修正した)もので、いつから法的根拠を気にしたのか、と言ってしまえばそれだけです。
でも、一応、日本・米国大使館関連のデモでは、警察とデモ隊の間で衝突がよくニュースになります。去年4月のことですが、日本大使館前での座り込みデモを解散させようとした警察が、デモ隊への防寒用品の搬入を阻止し、解散を誘導しました。
しかしデモ隊が一切応じず、その際に衝突が発生、警察は物品をもってくる人たちに「そんなに心配なら、防寒用品を持ってこないで『家に帰りなさい』と言え」とし、デモ隊にも「いいかげんにしろこの専門デモ屋ども」「尹美香(ユン・ミヒャン)から奨学金でももらったか」と大声を出しました。この件で警察は人権委員会に通報され、国会議員たちがデモ現場を訪れて応援を示し、事実上、警察の任務遂行に介入しました。結果、管轄警察署長が尹美香議員に公式謝罪する流れとなりました(ヘラルド経済4月29日)。
じゃ、韓国の国家人権委員会は何を根拠に警察にこんな勧告をだしたのか、ですが・・国民日報によると、『正義と真実を追求する最長寿デモを優先的にほごすべき』とています。ここから引用してみます。今回もまた、オチを書く必要はないでしょう。起承転結が起オチ承オチ転オチ結オチになっているので。<<~>>が引用部分となります。
<<国家人権委員会がソウル鍾路警察署長に「水曜集会を、邪魔する勢力から保護せよ」と勧告し、水曜集会対応問題を置いて警察が苦心している。正当な手続きを踏んで先に申告された(※いわゆる反対団体の)集会を、警察が抑止する法的根拠がないからだ。警察関係者は18日「人権委の勧告内容を内部的に検討しているが、難しい点が多い」とし「原則に基づいて申告された集会に対して、警察が『時間と場所に変更せよ』と勧誘するには、法的根拠が足りない」と言った。続いて「集会およびデモの自由関連で問題を提起されると、難しいことになるだろう」とし「来る19日の水曜集会前まで、最大限対処方式を議論する」と付け加えた。
人権委は17日、水曜集会に対して緊急救済措置を決定した。また、警察に水曜集会反対集会が異なる時間と場所で行われるように勧誘し、両集会が同時に隣接して行われても、邪魔する行為に対しては阻止することを勧告した。去る5日、正義記憶連帯などで構成された「慰安婦支援団体ネットワーク」が「反対集会のせいで水曜集会が妨げられているのに、警察が保護義務を果たさなかった」と人権委に陳静を提起したことによる。
人権委は「保護されなければならない2つの集会が同時に同じ場所で行われる時、それらを調整するとして問題にアプローチするのではなく、正義と真実を追求する世界最長期集会を保護する方に重点を置かなければならない」と話した・・>>
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