韓国外交情報筋「『独島ギフト』は、むしろ日本に得になるかもしれない」

韓国紙「京郷新聞」が、例の独島(※竹島のこと)贈り物は『大して賢明ではなかった、むしろ日本に得になるかもしれない』とする外交情報筋の見解を紹介しました。

また、日本内では、韓国警察総長の竹島上陸を理由に、日本が日米韓記者会見を拒否したことに対する、韓国大統領府の反撃だったという指摘が出ている、とも。本ブログでも、妙に警備隊(警察)施設が目立つ絵だと書いたことがありますが、やはりそれが目的ではないでしょうか。反撃というか、嫌がらせというか。以下、京郷新聞から引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<駐韓日本大使館が、文在寅のソル贈り物の受領を拒否し、外交情報筋たちの間で騒ぎになっている。大使館が駐在国首脳のプレゼントを拒否するとは、そんなことが起きたこと自体が非常に異例だからだ。また、日本大使館がプレゼント受領を拒否した理由はともかく、大統領府がなぜ日本大使館に独島の絵が描かれたプレゼントを送ったのか、そこにも関心が集まっている。

大統領府が独島絵が描かれた大統領プレゼントを、日本政府を代表する駐韓日本大使館に送ったのは、適切ではないという指摘が提起されている。外交使節と国内で贈るものだから日本だけを特定したわけではないが、日本大使館側がこのプレゼントを受けとらないことを、大統領府が知らなかったはずはない。そういう点で、贈り物には他の意図があったのではないか、という話が出ている。

日本内では、独島領有権を主張する日本政府に大統領府が反撃を加えたものだという解釈が出た。一部では日本が反発することを予想し、これを政治的に利用しようとしたのではないかという疑惑を提起したのだ。

今回の事がむしろ日本に得になるという指摘もある。(※韓国)政府は、「独島に対する紛争はない」という公式立場を堅持しているが、日本は独島が韓日間の領土紛争地域であるという事実を国際的に広く認識させるため、機会があるたびにこの問題を持ち出している。

昨年11月、米国ワシントンで韓日米外交次官協議以後、日本側がキム・チャンリョン警察庁長の独島訪問を口実にし、事前に予定された共同記者会見を拒否したのが代表的な例だ。大統領府のソル プレゼントが、独島を紛争地域化しようとする日本の意図を手助けしたという指摘が出てくる理由だ・・>>

 

「そこまで考えていない」だけかもしれません。小学生の子が、何か悔しいことがあって、「どうしてやろうか、どうしてやろうか」と一晩中悩んで、くだらないことをいっぱい思いつく・・というか、そんな感じの。あと、余談ですが、米国大使館もかなり困ったのでな?な気もします。

ちなみに、二つ前のエントリーで「日本のマスコミも、返送している」とするTV朝鮮ニュースを紹介しましたが、京郷新聞は「返送した」という話は書いてませんが、『日本の言論各社も不愉快な反応を示している』としています。