昨日も同じ趣旨のエントリーがあったので(そう頻繁に書きたい内容でもありませんし)、スルーしようかと思いましたが、1万人超えたこともあり、また新型コロナ関連となりました。
韓国の新型コロナ新規感染者(日別)が、25日(26日発表)、13,012人となりました。前週と比べると7,208人、2週前と比べると8,629人増えました。後述しますが、韓国政府の短期予想(1月末に最大で10,000人)を上回っています。重症者は7人減って385人でしたが、死亡者は32人でした。
個人的に、重症者用病床を増やしても「それを担当できる人(医療陣)」は急に増やせないので、発表される数値だと、韓国の場合重症者数1000人、日本で2500人ぐらいが『大問題ライン』ではないだろうか、と思っています。あくまで前の波のときに受けた印象に過ぎませんが。
韓国の場合、デルタ株による波が治まる前に、重症者が385人も残っている時点でオミクロン波が始まったので、重症者の数をどう管理していくのか、そこが他の国よりさらに重要になるでしょう。いまのところ韓国政府は、K防疫と呼ばれていたシステムをほぼ放棄し、重症者中心の体系に変えつつあるとのことで、方向性は間違ってないとも言えるでしょう。ただ、すでに防疫措置を強化している(去年12月15日から)ので、さらに強化するのは難しいのではないか、そんな問題もあります。
次に、私はこういう案件で『予測』はあまり気にしません(予測が必要ないという意味ではありませんが、ピンときません)。でも、ソル連休などもあるので、それまで考えて特に重要な時期の予測だし、一応、『10000人台』で答え合わせ(?)出来る部分があったので、紹介します。
韓国政府の短期予測だと、「もし、デルタ株の波のときより2.5倍の伝播力があるなら」、1月末の1日あたり新規感染者はは7,200~8,300人、2月中旬に15,200~21,300人、2月末に31,800~51,200人になる、という予測でした。「もし、3倍の伝播力があるなら」、1月末に8,700~10,000人、2月中旬に27,000~36,800人、2月末に79,500~122,200人(※各数値は聯合ニュースより)。1日分(昨日)だけで答え合わせをするのも変な話ですが、とにかく「3倍」を上回っています。ということは、もっとも近い予測(2月中旬)の最大値36800人を超え、約4万人、日本でいうと10万人ぐらいの数値になるのでしょうか。
『もうやだこのウィルス』状態が続くばかりです。本ブログ、前の波のときは、新型コロナそのものより「K防疫」の問題などを指摘する韓国専門家たちの意見などを、結構頻繁に取り上げました。でも、またそんな動きがあるかどうか分からないし、子テーマとして続けて取り上げるかどうかはまだ未定です。とにかく、10~15日後の重症者数がどうなるのか、あたりに注目してみます。
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