韓国、25ヶ月連続で人口減少・・去年11月、新生児数が初めて2万人にならず

更新時間がモルゲッソヨ状態になりました。申し訳ございません。とりあえず1日3回(数時間おきに)更新は守るつもりでいますのでよろしくお願いします。

記事は昨日の夕方のものですが、データは去年11月のものです。個人的に、もう少し話題になってもおかしくないニュースだと思いますが、「人口動向」「出生児数」などで検索しないと出てきません。そんな言葉で検索する人、そういないのでは。

韓国は25ヶ月連続で人口減少中です。高齢化がまだ日本ほどではないので、死亡者の数も人口減少も、日本よりは少ないです。ただ、韓国の社会問題全てがそうですが、「問題そのもの」より、「進行スピードが急すぎる」ところが、深刻です。韓国らしいというか、なんというか・・

新生児数もまた、毎年急激に減少していますが、2021年11月、初めて月別新生児の数が2万人を切りました。新型コロナの影響もあるでしょうけど、この流れは前からありました。1992年まではずっと増加していた韓国の新生児数ですが、それから減少に転じました。2015年までは、それでも少し増える年もありましたが、それからは減る一方です。

特に2000年代になってからの減少が著しく、2001年に559,934人(出産率1.3)だった新生児数は、2020年には約半分の272,400人(0.8)となりました。まだ2021年は発表前ですが、260,000人~265,000人前後になるのではないか、と予想されています。以下、聯合ニュースから引用してみます。<<>>が引用部分となります。

 

<<昨年11月、新生児が史上初めて2万人を下回り、再び歴代最低値を乗り越えた。韓国の人口は25カ月連続で自然減少した。26日、統計庁が発表した「2021年11月人口動向」によると、昨年11月の出生児数は1万9千800人で、1年前より254人(-1.3%)減少した。これは月間統計作成が始まった1981年以来歴代最低値で、月間出生児数が2万人を下回ったのは11月基準で今回が初めてだ。これにより、月別出生児数は2015年12月から72ヶ月目の前年同月比減少傾向を続けた・・

・・1~11月の累積婚姻件数も17万2748件にとどまり、統計作成以来最も少なかった。最近の婚姻件数が減少する中、2020年12月の婚姻が2万2千139件だった点を考慮すると、昨年12月分を合わせた2021年婚姻件数は、史上初めて20万件を下回った可能性が高い・・>>

 

いろいろ理由があるでしょうけど、やはり本ブログとして気になるのは、いままで紹介してきた案件です。「地下」「屋根裏部屋」「考試院」など、住居貧困。そして、去年七月に紹介した「完璧な親シンドローム(今の自分は、自分が願っている親の資格に達していないため、結婚するわけにはいかないという考え)」、などです。また、家計負債、特に若い人たちの「ヨンクル(魂まで預けて借金する、という意味)」も気になるところです。

 

 

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