本ブログでも「韓国がまた騒いでる」→「推薦やめたっぽい」→「いやまだ決まってないっぽい」と数回に渡ってエントリーしてきましたが、佐渡島の金山(佐渡金山)、どうやら世界遺産に推薦することになったようです。ただ、最終決定は今日の午後です。もし推薦するなら期限が来月1日までだそうで、事実上、今日の午後がタイムリミットになります。
まず産経新聞からですが、<<岸田文雄首相は文化審議会が世界文化遺産の国内推薦候補に選んだ「佐渡島の金山」(新潟)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する方向で最終調整に入った。政府高官が28日、明らかにした。韓国が戦時中に朝鮮半島出身者らへの「強制労働」があったなどと反発を強め、外務省が見送る方向で調整に入っていたが、自民党内や地元の意見も踏まえた>>、と。他にもいろいろ書いてありますので、ぜひお読みください。
で、韓国でもさっそく報じられています。ここからはファイナンシャルニュースです。 <<日本政府が、日帝強◯期(※併合時代のこと)の朝鮮人徴用現場である佐渡鉱山をユネスコ世界文化遺産として推薦する方向で、最終調整に入った。28日、共同通信は、日本政府関係者を引用し、「日本政府が佐渡鉱山をユネスコ世界文化遺産として推薦する方に最終調整に入った」とし「来年の世界遺産登録を目指している」と伝えた。
来年に世界文化遺産に登録するには、来月1日までユネスコに公式候補として推薦しなければならない。産経新聞も岸田文雄首相が登載推薦で調整に入ったと報道した。岸田首相はこの日午後、外務相、文部科学賞と協議後、最終決定を下す方針だ。当初は、韓国の反発により、り現実的に登載が難しいという点などを勘案して、今年の推進を保留するという観測が優勢だった。
だが、安倍晋三元首相を筆頭とする極右政治家たちが岸田首相を強く圧迫し、岸田首相がこれを受け入れる形になったようだ。安倍元首相は前日、自分のフェイスブックに、推薦を延ばすとしても登載の可能性が大きくなるわけではないとし、「(韓国が)歴史戦をかけてくるなら、戦うべきときは戦わなければならない」と強調した・・>>
韓国基準で「極右じゃない人」ってどれぐらいいるのだろう・・な気もしますが、それはおいといて。産経新聞の記事にある「地元の意見も踏まえて」というのは、大きいじゃないでしょうか。「登載できない可能性がある」ことをちゃんと理解して(この部分を説明していないなら問題ですが)、それでも地元の方々が望んでいるなら、政府として推薦しない理由はありません。
前にも同じ文章を書いた記憶がありますが、どんな結果になるにせよ、説明だけはちゃんとしてほしいと願います。ユネスコの規則の問題で登載できなかったとしても、端島のときみたいにならないための措置なら、国民は納得してくれるでしょう。私は『まだ』国民じゃありませんが、韓国側に何を言い、韓国側から何を聞いたのか。その説明があるだけで、納得できる気がします。多分ブログにも書きます。
♨ 拙著著のご紹介&お知らせなど♨ 以下、本の題の部分はアマゾン・アソシエイトになりますのでご注意ください。
・新刊<文在寅政権最後の暴走>が発売中です。文政権で日韓関係がどう変わったのか、文政権の考える『まともな国』とはどんなもので、それは南北、対日、対米、対中関係をどう考えていたのか。そして、どう失敗したのか。次期大統領選挙や日韓関係はどうなっていくのか。そんな内容となります。
・准新刊<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >が発売中です。日本語たる不思議、その圧倒的な行間。「ありがとう」たる行間の存在。それらについて考察した本になります。既刊として、日本滞在4年目の日常と、ラムザイヤー教授の論文騒ぎから見えてきた日韓の差を考察した<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>、併合時代や1965年(基本条約締結)の韓国語記事などから当時と現状を考察した<恥韓の根源>も発売中です。他の拙著については別ページにまとめました。
・サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。・シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。
・本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。