3年前に死んだ慰安婦のSNSアカウント「尹美香氏の議員職除名に反対してください」

『韓国が正義を言い出すとろくなことがない』と拙著にもブログにも結構書いた記憶がありますが、なんと団体名の略がそのまま「正義」である、慰安婦団体「正義連(旧挺対協)」。

その団体の理事長出身で、本当に『慰安婦問題で日本は悪いとを叫んだ』以外には何もないのに国会議員になれた、尹美香(ユンミヒャン)議員。他でもないその慰安婦関連でいろいろ叩かれて、いまは与党から追い出されて無所属になっていますが、国会倫理審議会から、いよいよ尹議員を議員除名すべきだという話が出ています。「議員職除名」だと、国会議員職を失うことになります。

市民団体など尹議員支持者たちが強く反発していますが、共に民主党が思ったよりパッと反応しないでいることもあり、市民団体が強く反発しています(日本の「韓日民衆連帯」という団体からも尹議員除名決議反対声明が出ています)。そんな中、3年前に死んだ慰安婦キム・ボクトン氏のSNSアカウントから『尹議員議員除名反対運動に参加してください』という文が上がってきて、話題になっています。キム・ボクトン氏関連団体が投稿したものだそうですが、個人(故人)アカウントを何で団体が使っているのか、という質問には、団体側は答えませんでした。

「故人が使っていたアカウントを団体が勝手に使ったのか、団体がキム・ボクトンの名を勝手に使って作ったアカウントなのか」が気になるところですが、ネットメディア「メディア・今日」の記事によると、「慰安婦で人権運動家である故キム・ボクドン氏のフェイスブックアカウントが、尹美香議員除名反対運動に活用されていて、問題になっている」とのことでして。どうやら、故人が使っていたアカウントのようです。以下、同じく「メディア・オヌル(今日)」の記事、先の記事より数時間後のものから引用します。<<>>が引用部分となります。

 

<<元慰安婦故キム・ボクドン氏のフェイスブックアカウントに、尹議員(ユン・ミヒャン)議員除名反対署名運動の文がアップされ、議論が起きた。いまは削除されている。キム・ボクドン氏のアカウントには30日午後、「キム・ボクドン」アカウントは「キム・ボクドンの希望」が作ったアカウントです。キム氏の意志を受け継ぎ、広げるための団体です」と説明した。

まとめると、キム・ボクドン氏のアカウントは、ユン議員が代表として活動した団体「キム・ボクドンの希望」が運営しているもので、この団体がその「キム・ボクドン」アカウントでユン議員除名反対署名運動投稿を上げたのだ。しかし、キム・ボクドン氏は正義連関連事態が起きる前の2019年1月28日、亡くなった。2020年5月に起きた正義連事態と2022年正義連理事長出身の尹議員の後援金流用裁判、今の尹議員除名要求について、故人の意見など存在するはずがない。

メディア今日は30日午前、メッセンジャーでキム・ボクドンのアカウントに「故人のアカウントを誰が運営しているのか」と尋ねたが、返事を受けることはできなかった。非営利団体「キム・ボクドンの希望」ホームページに書かれた番号で電話もしてみたが、携帯電話がOFFになっているという。尹議員も記者の連絡を受けてくれなかった>>

 

余談ですが、このキム・ボクトンという人、韓国では聖人扱いです。尹美香氏がまだ正義連理事長だったとき、ノーベル平和賞に推薦したこともあります。<<ユン・ミヒャン正義連理事長が、ノーベル平和上にキム・ボクドンさんを推薦したと明らかにした。 国際社会で日本の壁にぶつかり、金さんは受賞者になれなかった、と説明した・・尹理事長は、「国際社会で日本の壁とは実に高すぎる」と話した・・(2018年10月7日韓国日報>>

K-udaranai。くだらない。いつものことですが、特にそう思わずにはいられません。

 

 

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