佐渡島の金山、韓国で言う佐渡鉱山で働いた(年代などは未詳ですが、『徴用工』なら大まかに推測できます)朝鮮半島出身労働者の写真が公開されたので、紹介したいと思います。前に紹介した記事とちょっとした繋がりもありますので。
拙著『恥韓の根源』で集中的に取り上げましたが、釜山にある「国立日帝◯制動員歴史館」という施設が、朝鮮半島出身労働者たちを『地獄のような強◯労役に苦しんだ』と追悼する趣旨で、「記憶の跡地」という展示を行いました。
併合時代、実際に家族のもとに届いた写真を集めて(すなわち、当時労働者たちの親族から写真の提供を受けて)展示するものでしたが、その『被害者(?)』たちの写真を見てみると、どうみても「苦しい」人たちの姿ではありませんでした。2020年8月、ネットメディア「THE FACT」がこの件をこう報じています。
<<「日本に強制徴用された被害者の姿が、きれいすぎませんか?何か言えない内部事情とかあったのでしょう」。15日午後1時ごろ、釜山南区にある国立日帝強◯動員歴史館の5階「記憶の跡地」、入口周辺の壁に満たされた「日帝強制徴用被害者」たちの写真を見たほとんどの訪問者たちは、このような疑問を示す。写真では、一様に、◯制徴用当時の残酷だった姿は見当たらない。すっきりした装いにタバコを口にくわえている写真を見ると、かえって余裕が感じられることすらある。
記憶の跡地フロアに入ってからも、事情は変わらない。被害者の名前が書かれた位牌がぎっしりと並び、当時の被害者の写真が壁を満たしている。ここの写真も、強制徴用被害者の悲惨な姿を垣間見ることは出来なかった。記憶の跡地は、日本の国家総動員法で強◯動員された犠牲者を慰霊するために、6月に造成された。歴史館の関係者は、「日本は、被害者たちがうまく適応しているように見せるため、人為的に撮影した」、「家族に送る写真だから、家族が心配しないように、被害者が無理して苦しい姿を隠すために演出したもの」と説明した・・>>
そして、三日前、1月28日。本ブログでも「慰安『夫』」の件などで紹介したことがあるキム・ビョンホン(金柄憲)氏が、詳しい日付けや経緯などは書いてないものの、「佐渡徴用工」と記された写真を公開しました。パク・イスン氏の提供だそうです。パクイスン氏は、多分、その写真の人物の家族か親族の方、でしょうか。ソース元のツイッターはこちらです。しかし、写真の人物、双子さんでしょうか?顔がとても似ています。それとも残像か(違う
もう少し詳しい話はないかと他のツイッターも読んでみましたが、キム・ビョンホン氏の別のツイッターに、先の「THE FACT」にあったのと同じ写真が、同じく◯◯氏提供、という説明とともに載っていました。これは佐渡金山だと特定されたわけではないので、ご注意ください。多分、同じところ(歴史館の「記憶の跡地」)に展示されていたものだと思われます。
詳しいことまでは分かりませんが、写真のシワなどが、氏のツイッター(左)とTHEFACT(右)でまったく同じですので。右のTHE FACTの写真(URLは先のソースページです)は、写真を直接撮影し、ハッキリ分かるように何かの画像処理を施したものではないかと思われます。ということは、先の佐渡徴用工の写真も、例の歴史館の例のフロアに展示されていたもの、と思うのが妥当でしょう。ただ、確認が取れたわけではありませんので、ご理解ください。歴史館、別の意味で大活躍ですね。韓国側の狙いとは真逆の意味で。
佐渡金山が、正式に日本政府の推薦を受けました。韓国ではかなり大きく報道されていますが、その無数にある記事の中に、『当時』の資料を紹介するものは何一つありません。今現在の佐渡金山の写真、しかも、新潟県ホームページなどに載っている写真ばかりです。とにかく、極めて間接的ではありますが、この前紹介した『ちゃんと給料や退職金など支給していた(当たり前ですが)』という資料と、今回の、写真の笑顔。二つの点が繋がって、線になった気もします。
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