韓国が「実効支配の象徴」としていた独島(竹島のこと)居住民、去年から0人に・・住宅は「地獄庫」か

韓国側が違法占拠している、竹島。韓国側が領有権だと主張するその占拠の象徴とされるものが、居住民です。そもそも、違法占拠が朝鮮戦争中でしたから、それから住民が暮らすことを象徴だとするのも、妙な話ですけど。

竹島には、韓国の住民が暮らしていました。竹島に住民登録する人は多いけど、実際に「住」む「民」は2人だけでした。韓国、特に鬱陵郡(韓国が違法的に竹島を行政区域に入れた自治体が、慶尚北道の鬱陵郡です)は、この住民二人を実効支配の象徴とし、補助金も出していました。

ちなみに、韓国は竹島に「軍」を配置しない理由として、「紛争地域ではないので、必要ない」としています。「むしろ、国内治安を担当する警察が配置されているのが、実効支配の証拠」という意見も耳にします。でも、国内だからって人が常駐できない環境にまで全て警察が配置されているわけではありません。本当に紛争地域でない、そういう認識もしていないなら、なんで竹島に警備隊(警察)を配置しているのか。しかも、一時は志願者が含まれていましたが、最近は志願者も珍しくなり、普通の警察が勤務しています。その点、主流意見なのかどうかまでは分かりませんが、こんな主張をする人たちもいます。「確かに、普通なら警察が常駐するほどの島でもないが、住民がいるので、住民の治安のために警察は必要だ」。

他にも、住民がいて、そこに選挙の投票所を作り、竹島で投票を行うこと。これもまた、韓国では実効支配の証拠とされています。いくつかの理由で、実際に居住する住民は、『利用価値』があるわけです。補助金も結構出ると聞きました。さらに邪推を加えますと、竹島の警察配置は、日本向けの『盾』かもしれません。警察は軍人ではないので、もし日本と武力衝突があった場合、日本は彼らに直接攻撃はできません(軍人ではないので交戦として認められない)。日本は絶対に攻めてくる。でも軍を置くとやられる。そうだ警察にしよう、と。いや、この部分は邪推ですけど。

ですが、その『大事な(?)』住民二人が、もう竹島にはいないとのことでして。竹島の住民宿所(画像、住民が暮らす建物)は、人が住める環境ではありません。すでに一人(夫)は故人で、もうひとり(妻)は竹島から離れている、とのことでして。慶尚北道は、「竹島で暮らさない期間は、補助金を出さない」としながら、新しい住民を見つけようとしているけど、うまくいかないでいます。以下、キャプチャー及び引用ソースは聯合ニュースです<<~>>が引用部分となります。

 

 <<独島(※竹島のこと)実効支配の象徴なのに…居住民がいなくなって鬱陵郡は苦心(※題)。独島に登録された住民はいるが、実質的に居住する人がいなくなり、慶北鬱陵郡が苦心している。16日、鬱陵郡によると、「独島の守り人」で有名なキム・ソンド氏が2018年10月21日亡くなってから、妻のキム・シンヨル氏が唯一の住民として登録されている。キムさん夫婦は2003年台風の影響で、手作りした漁民宿舎が壊れ、独島を離れ、鬱陵島に移住し、2006年宿舎と関連施設などが復旧され、再び独島住居地に戻ったりした。

キム氏夫婦は同年5月、地方選挙をはじめ、各種選挙の際に独島の投票所で投票するなど、韓国が独島を実効支配していると示した。問題は、キム・ソンド氏が亡くなった後、キム・シンヨル氏が高齢などで独島に滞在する期間が短くなっているという点だ。キム氏は2019年と2020年には数十日間滞在したが、2020年9月台風の影響で独島の住民宿所に被害が出た後、まだ独島に戻ってきていない。昨年、住民宿所は復旧工事を終えたが、キム氏は、昨年には独島に居住しなかった。高齢のせいだという。慶尚北道は、独島で生活していない期間には、キム氏に生計費を支援していない。独島実効支配のためにも住民が居住しなければならないところだが、実質的に住民が住んでおらず、鬱陵郡は悩んでいる・・>>

写真を見て、「ちょっと、そこ、波、波!」と思いました。そもそも人が住める島でもないし、環境が悪すぎるでしょう、これ。写真を見ただけだと、場所的には間違いなく「地獄庫」です。本ブログでも紹介したことがありますが、韓国では主に青年たちを中心に劣弱な住居が増えており、考試院、建物の屋上に作った部屋、地下から1文字ずる取って「ジオッコ」、適当に漢字をあてるなら「地獄庫」と言います。補助金がいくら出るのか知らないけど、私は写真を見て『違法占拠を愛国にするため、人の人生が台無しにされてないか』と思いました。別に、キム氏だけでもありませんけど。

 

いつも本ブログをお読みくださって、ありがとうございます。恐縮ながら、本ブログで最近、広告およびそのクリック関連で、私の至らなさによる問題が発生しております。これは、PCには関係なく、モバイル(スマホなど)だけの話です。これについて、シンシアリーから重要なお知らせ・お願いがございます。ぜひ、サブブログの告知事項を御覧くださいますよう、お願いします。最近、迷惑をおかけするばかりで、本当に申し訳ございません。

拙著著のご紹介&お知らせなど♨  以下、本の題の部分はアマゾン・アソシエイトになりますのでご注意ください。

新刊<卑日(扶桑社新書)>が2022年3月2日発売です。韓国に蔓延する、新しい、そして歪んだ対日観、『卑日』について考察した内容です。最近、韓国で流行っている『地位』『国格』などの言葉と、その裏の意味。K防疫や終戦宣言なども含め、なぜ今韓国に『卑』が必要なのかを考察、率直に書きました。ぜひ、ご一読を!

准新刊<文在寅政権最後の暴走>が発売中です。文政権においての日韓関係とは。文政権の考える『まともな国』とは。まともな南北、対日、対米、対中関係とは。それらはどういうもので、どう失敗したのか。そんな内容の本です。

既刊として、自分なりの『日本語』本<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >、日本滞在4年目の日常と、ラムザイヤー教授の論文騒ぎから見えてきた日韓の差を考察した<「自由な国」日本から見えた「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論>、併合時代や1965年(基本条約締結)の古い記事を考察した<恥韓の根源>も発売中です。他の拙著については別ページにまとめました

サブブログに議論エントリー(1~3)と雑談エントリーを用意しました。長くなりそうな話にはサブを利用してください。シンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。

本ブログのプライバシーポリシーはこちらになります