今日は、拙著「卑日」の発売日です。ありがとうございます。いつもの神社で感謝をお伝えして、書店を2~3箇所まわってみるつもりです。まだまだ新型コロナが油断できる状態ではないので、近くに駐車場があるところだけに絞ろうかと思っています。で、1回更新を休もうかと思いましたが、印象的な動画があったので紹介したいと思います。『オチ』というか、韓国関連は最後にして、まず、こちらのNHKのニュースを御覧ください。
18秒だけの、短い動画ですが、多くのことを語ってくれました。NHKによると、「スイスのジュネーブで開かれている国連の人権理事会で1日、ロシアのラブロフ外相のビデオ演説にあわせて、多くの国の代表が一斉に退席し、軍事侵攻に抗議の意思を示しました」、の図です。演説が始まる前からすでに席から立っています（笑）。韓国JTBCの報道によると、退席した各国の代表たちは、国旗を掲げて「ロシアがやったことは、国連そのものへの攻撃だ」と話すウクライナ大使の周辺に集い、拍手を送りました。
＜＜・・EUの制裁で空路が塞がれたラブロフ ロシア外務長官がオンラインで演説を始めると、各国外交官は席を離れました。会議場の外に出た外交官たちは、ウクライナの国旗の前に集まり、ウクライナのために拍手を送りました。会議場に残ったのは、イエメンやベネズエラなど、一部の国に過ぎませんでした。ブリンケン米国務長官はこの日のスピーチで、ロシアの国連人権理事国の資格を取り下げるよう提案しました。【トニー・ブリンケン/米国国務長官：莫大な人道的苦痛を与え、他の国連加盟国を占領しようとする国連加盟国が、この理事会に居残る必要があるのか、そう問いたいところです】。国際社会がウクライナに拍手を送り、ロシアには背を向け、プーチンロシア大統領の立地はますます苦しくなっています（JTBC）＞＞
ほぼ同じ時刻、ゼレンスキー ウクライナ大統領は、欧州議会で演説を行い、EUの支持を強く要請しました。以下、韓国語記事の直訳ですが、演説で大統領はこう話しました。「今日、私たちは、あなたと同じくらい、価値と権利、自由、平等への熱望のために命を捧げています。最も強靭で価値のある最高の人々が去りつつあります。命は死に勝ちます。光は闇に勝ちます！ウクライナに栄光を！」。EU議員たちは、ウクライナの国旗色の服を着て参加し、ゼレンスキー大統領の演説に起立拍手で答えた、とも。また、ロシアの経済が深刻な状況になる、という記事もありました。
＜＜米国とヨーロッパの主要国、カナダ、日本が、先週末、ロシアの主要銀行を国際銀行間通信協会（SWIF）決済ネットワークから遮断した。それだけでなく、米財務省も28日（現地時間）、ロシア中央銀行や財務省との取引を全面遮断する「メガトン級」制裁を追加し、ロシア経済が揺れている。この日、ＡＰ・ＡＦＰ通信などによると、米国がロシア制裁を発表した先週末以降、ロシア全域の銀行ＡＴＭには、現金を引き出すためにバンク・ラン（大規模預金引き出し事態）が始まった。モスクワ市民アントン・ジャハロフ（45）氏は、「私たちは1990年にも国家破綻で大変な目に会った。政府に対する信頼など、ない」と話した。ドルを確保するため、両替所は人々で溢れかえった。ドルが底をつくと、ロシア最大の国営銀行であるスベルバンクはドルとユーロを取引するアプリケーションサービスを中断した。
ニューヨークポストは「ロシアでビットコインを大量買収し、１時間で価格が１６％近く暴騰した」とし「ロシア金融システムよりビットコインを信頼する人々が増えている。事態が長期化すれば価格がさらに上がるだろう」と展望した。問題は、ロシア経済の苦難がまだ始まったばかりという点だ。西側がロシアをSWIFTから遮断すると宣言した後、ルーブル貨の価値は30％近く下がった。証券市場と先物市場は、暴落の懸念により、２８日に続き、１日にも開かれなかった。ロシア公共交通部は、「国営銀行が制裁対象とされ、バスと地下鉄などのカード支払いできない場合がある」と発表した。ロシアは多くの生必品を輸入に依存する国だ。今回の事態が物価暴騰を引き起こし、国民生活の水準が格段に落ちるという懸念が出ている・・（ソウル新聞）＞＞
もちろん、彼らも被害者であることに変わりはありませんが・・これはロシアが背負うべき対価でもありましょう。耐え抜いてほしいと願います。『さらに』問題なのは、プーチンさんがこういう国民の苦痛を気にしてくれるのかどうか、ですが・・それこそ、なによりロシアの国民たちがなんとかしないといけない問題でありましょう。
・・で、世の中、こんなところですが・・・そろそろ、オチ・タイムに入ります。例の国連人権理事会で、韓国が、ロシアではなく日本を批判しました。韓国の外交部次官チェ・ジョンムン氏も人権理事会に参加し、ロシアに対する批判もしましたが、『愛国（？）仕事』も忘れなかったようです。 ＜＜・・チェ次官は、韓国が紛争と関連した対応に努力を傾けているとし、慰安婦問題に言及した。彼は「痛みを伴う経験を証言した慰安婦被害者、故キム・ハクソンさんのように、勇気ある生存者を称える唯一の方法は、彼女たちに対するザン酷な行為を記憶し、彼女たちの名誉と尊厳を回復することである」とし「歴史的責任を感じ、 私たちは引き続き生存者の声を聞いていく」と話した・・（アジア経済）＞＞。 23日にも、同じ記事がありました。世界各国がロシアを批判しているのに、韓国の外交部長官だけが「佐渡金山」について日本を批判していた、という内容の。過去エントリーがありますので、未読の方はどうぞ。
それでは、このエントリーを投稿予約して、書店めぐりに行ってきます。次は18時～19時あたりの更新予定です。
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新刊＜卑日（扶桑社新書）＞が2022年3月2日発売です。韓国に蔓延する、新しい、そして歪んだ対日観、『卑日』について考察した内容です。最近、韓国で流行っている『地位』『国格』などの言葉と、その裏の意味。K防疫や終戦宣言なども含め、なぜ今韓国に『卑』が必要なのかを考察、率直に書きました。ぜひ、ご一読を！
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