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昨日漢字について書いた後、ちょっと気になって関連記事を探してみました。結論から言いますと、びっくりするほご関連記事がありません。あるとしても、ほとんど話題にはなりません。2021年11月の朝鮮日報の記事が相応のデータを紹介するなど頑張っていたので(他の記事は『漢字も知っていはほうがいいかも?なぐらいの適当なものが多かったです)、そちらを紹介したいと思います。個人的に書きたいことは昨日の朝のエントリー(漢字の必要性)に書いたので、さっそく記事を引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
<<・・イ・ジュンソク国民の力代表が、大統領選挙出馬を宣言した国民の党アン・チョルス代表に放った「武運を祈る」という言葉が発端になって、ちょっとした騒ぎが起きた。ある放送記者が、武運を「無運(※発音が同じです)」と理解し、「運が無いように願うと、軽い牽制をしました」と話し、村劇が繰り広げられたのだ。
「自分が『漢字が分からない人』だと思うか」という質問に、「そうだ」という答えが最も多い世代は40代(53.8%)。次が30代(52.7%)、20代(43.1%)の順だった。 一方、60代と50代は「いいえ」という答えがそれぞれ68.3%、64.6%だった。「漢字語や故事成語を間違えて使い、困ったことがあるのか」という質問に、20代の71.8%が「ある」と答えた。 30代(66.5%)、40代(65.6%)がその後に続いた。 50代と60代はそれぞれ46.6%、51.5%と相対的に低かった。
「両親や自分の子など、家族の名前を漢字で書くことができるか」という質問には、 20~40代の半分程度(20代45.5%、30代54.7%、40代44.3%)が「書けない」と答えた。 反面、50~60代は70%以上「書ける」と答えた・・・・ジョングァンジン成均館大学中文科名誉教授は、「ハングルを知らない人はほとんどいないので、『形式的には』読み書きできる人が多いように見えるが、漢字を知らないことで『実質的な』側面、文解力(※読解力)がどうなのかは、分からない。読解力を豊かにするには、漢字を知る必要がある」と強調した・・>>
このデータ、私が思っている「漢字が分かる」率とはかなり違います。親の名前を漢字で書ける人、そう多くはありません。全然いないわけでもありませんが。ま、そこはどう調べたかにもよるので、ともかくして・・ほぼ同じ時期、2021年11月5日の韓国経済も同じテーマの記事を載せ、このように書いています。なんと韓国語の漢字語率は7割。学術用語だと9割を超えている、とのことでして。こちらも引用してみます。
<<・・韓国語で漢字語が占める割合は70%に達する。学術用語だと、90%を超える。ハングルは音を書く表音文字で、漢字は意味を表す表意文字だ。音の文字であるハングルだけで表記しては、意味は完全には分からない。しかも漢字語は、他の国の言葉ではない。法律・建設分野などでの過度な漢字用語を問題視するのは分かるが、漢字そのものを外国語扱いしては困る。
昨年、韓国学生の文解率、文を読んで意味を理解する割合が25%に過ぎないという調査結果が出た。学者たちが「ハングルと漢字の2つを共に使えるようになる必要がある。高校まで2000字だけでも学んでおくと、全然違うだろう」と強調するには、相応の理由があるわけだ>>
学術用語に特に多いのは、日本で作られたものをそのまま使っているからです。というか、ほとんどの漢字語が『日本で作られたもの』ですけど。共に民主党の大統領候補だった李在明氏が、「産婦人科」という呼び方はは日本式漢字だから別のものに変えたほうがいいと話したことがあります。そのとき、産婦人科学会の人から『民主も日本が作った単語だから、党名から変えろ』と言われたりしました。
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