以下、ロシア軍によるブチャ地域での『ギャ○サツ』を、『○○』と書いています。読みにくくなりますが、どうかご理解お願いします。
つい一つ前のエントリーで、理事国が~としていた韓国。キウイのブチャ(ブッチャ、ブーチャの表記も見られます)で確認され、世界的に大きな問題になっている民間人○○ 問題に関して、実にヌルい反応しか出しませんでした。韓国内でも中央日報など一部の保守紙が、さすがに「なんだこれは」とする記事を載せています。なにせ、政府(外交部)の声明は、他の国・首脳の発言より遅かっただけでなく、わずか三行だけだったとのことでして。文大統領もまだ何も言っていません。
中央日報のの画像部分ですが、その三行とは、「我が政府は、ウクライナ政府が発表した民間人○○情況にと大きな憂いを示す」「戦時での民間人〇〇は国際法違反である」「独立的な調査を通じての責任の究明が必要だとする国連事務総長の発言を支持する」です。まとめて読んでみると、結局、どこの誰に対しても何の批判もしていないことが分かります。これが2日(ブチャでの問題が明らかになった日)や、国連事務総長の発言があった3日のものならともかく、昨日、5日のものです。以下、<<~>>が引用部分となります。
<<ウクライナのブチャ地域で発生した民間人大○○事件に対して、世界各国が高強度で糾弾し、ロシアに対する強硬な対応に乗り出すとしている中、韓国は公式の立場でロシアを言及すらせず、状況に対して「深刻な懸念」で終わった。韓国政府の公式立場は、問題が明らかになった数日後の5日になってやっと出たものだ。外国政府のスポークスマンの声明で、政府は、問題を起こした主体であり、国際法違反においても主体となるロシアを指摘せず、ロシアの責任についても問わなかった。当然なされなければならないはずの真相調査についても、既存の国連の立場に頼るだけの、必要性を支持するだけにとどまった・・
・・(※世界各国の首脳が強い論調で問題を指摘している、と各国の反応を紹介し)岸田文雄日本首相は4日のツイートで「断じて許せない」「最も強く糾弾する」と明らかにした。同日記者会見では「国際社会で(ロシアに向けた)非難の声が高まる」と指摘した。これとは異なり、韓国は、ウクライナ事態が始まった直後にも対ロシア制裁に遅れて参加し、今回の、明白な人権問題にまでぬるい立場を示したのは、韓国の国際的地位や国際社会の期待にふさわしくないという残念が出ている。
現在、国際社会の主要国のうち、ロシアに対する批判を控える国は中国ぐらいだ。「張軍」国連中国大使は5日(現地時間)、ブチャ問題に関連、国連安全保障理事会会議で「結論が出るまでは事実に基づく批判だけしなければならない」と主張した。 「映像が恐ろしいが、原因の検証が優先だ」と言い、ロシアをかばった。ロシア批判を躊躇する韓国の対応は、単に慎重な態度としてではなく、ロシアをかばっているとみられる可能性がある、との懸念が出てくる理由だ。
文在寅大統領の沈黙がもっとも残念だという声もある。主要国首脳の多くが、政府公式の立場とは別にメディアやSNS、記者会見などを通じて、強硬な立場を出しているからだ。そうでなくても、文大統領は人権弁護士出身でありながらも、4年連続で国連の北朝鮮人権決議案共同提案国に参加せず、北朝鮮の問題からは目をそらしているという批判を受けてきた。ブチャ問題に対しても特別な立場を出さなかったことで、文大統領は人権に『選択的アプローチ』をしているだけだという指摘が、人気末まで続く可能性がある・・>>
ここで「地位」をもってくるのは、思わしくない意味で「さすがだ」としか言いようがありませんが、それはともかくして・・この場合、一つ前のエントリーで書いたのとは『逆』の心情になりますね。やるべきことをやらないで、『心情では皆と同じこと思っているから、具体的な行動は必要ないよね』と言うだけの、何もせず、『皆』と同じレベルでいたいと願うだけの心理。
心というのは、自分に有利に決めていいものではないでしょうに。そもそも、他人の心を自分で決めようとしている時点で、韓国の心情という考え方にこそ「○」でも付けてやりたいところですが、他人に信頼してもらうためには、実際の行動が必要だということ。これを、本当に知らないのでしょうか。知らないのか、それとも知ってはならないだけなのか・・
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