韓国の嫌らしい「話法」

韓国は、「外国で韓国が評価されている」ことに必要以上の執着を見せます。逆に、韓国は「外国で日本が評価されている」ということをものすごく嫌がります。

今日、聯合ニュースが、「日本すごいブームは間違っている!」としながら、ある日本人が書いた本を紹介しました。外国で日本が評価されているのは嘘だとする内容だそうで、「過ぎた愛国心を持つ日本人の幻想に直撃弾を飛ばす」と書いています。

https://news.v.daum.net/v/20180914144129824

本題とは違うので、著者さんや本のタイトルなどは本エントリーでは紹介しません。気になる方はURLのソース記事に表紙がありますのでそちらを御覧ください。

本題は何なのかと言うと、「日本人が書いた」の部分です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

韓国人がよく使う「根拠」の出し方に、こういう話法があります。「有名な教授から聞いた」「信頼できる先輩から聞いた」。

何かの投資の話ですか?と言われそうですが、そうではありません。韓国では、日常会話でもこのような話を無数に耳にします。

この話法の特徴は、「それは違う」と反論された時、「お前より有名な教授がそう言ったんだぞ?」とか「私は聞いただけだから知らないよ」というふうに、「私が言いたいことを言いながらも、責任から完全に逃げる」ことができます。

 

これは日本の悪口を言うときにもよくある現象で、特に「日本人が言った」というのは、その中でも最高の「根拠」として利用されます。

これは、「韓国人が韓国の悪口を言うことは絶対に無い」という、韓国の過ぎた愛国心から出た心理が投影されているだけなのですが、韓国人はそのことに誰も気づいていません。

 

韓国人が「日本人が日本を悪く言う」においてもっとも評価している部分は、その悪く言う「内容」ではありません。韓国にとって、そんなの、どうでもいいことです。「私は言ってないよ?日本人すらそう言ってるんだよ?」と言えること、すなわち利用しやすさ。それこそが評価点となります。

 

たまに、「日本の悪いところ」や「韓国の良いところ」を書いてほしいというコメントを見かけます。

そのコメントには何の問題もありません。でも、どこかネットの隅っこでも、「親日ブロガーすら日本の悪口を言う」とか、「親日ブロガーすら認めざるを得ない韓国の良さ」とか、私の書いた文章がそのための「根拠」とされることだけは、絶対に嫌です。

それに、日本の悪いところと言われましても、これといって書く内容もありません。違和感がある部分はあるかもしれませんが、日本が私に合わせるべきことではありません。私が日本に合わせるべきことはいっぱいありますが。

 

 

 

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