韓国軍の「正統性」は、光復軍にある

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韓国が臨時政府の正統性を受け継いでいると憲法に刻んでいること(=併合時代を合法だとするのは韓国では違憲となる)は、本ブログ初期からずっと書いてきた内容です。

じゃ、韓国軍の正統性とやらはどこにあるのか?それは、戦後(1946年)に創設された「朝鮮警備隊」という組織を韓国軍の「元祖」と見るのが普通でした。しかし、文在寅政府になってから急に変わりました。臨時政府が韓国の母体なら、臨時政府が「正規軍」だと主張していた「光復軍」こそが、韓国軍の母体だというのです。

政府機関「国防広報院」が発行する韓国軍の日刊紙、「国防日報」、2018年2月2日の記事を見てみましょう。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<国防部が公刊書(公式刊行物)にて、独立軍と光復軍を我が軍のルーツとして公式に認めた。国防部軍事編纂研究所は、このような内容の公式刊行物である「独立軍と光復軍と国軍」冊子を発刊、一線兵舎はもちろん、各軍の教育機関とメディア、大学と自治体などに配布した。既存の公刊書「国軍50年史」(1998年)などでは、国軍のルーツを1946年1月15日に創設された朝鮮警備隊から見出していたのを修正して、新たに再照明したものである。国防部公刊書で初めて独立軍と光復軍を韓国軍の歴史に編入して国軍の正統性を蘇らせたのが、この本の最大の特徴だ・・>

http://kookbang.dema.mil.kr/newsWeb/20180222/37/BBSMSTR_000000010026/view.do

 

お分かりでしょうか。1946年だと、すでに朝鮮半島は事実上の分断状態にありました。韓国軍のルーツは、分断状態になった「後」ではなく、分断の「前」にある、というものです。

同じ流れとして、いまは10月1日である「国軍の日」を、光復軍創設の日である9月17日にしないといけない、という動きがあります。

10月1日は、朝鮮戦争で追い込まれた韓国軍が、連合軍の力によって再び北進を開始、いまの南北の境界線(『38度線』)を超えた日を記念してのものです。いつかまた超えてやる、という意味もあるのでしょう。

https://news.v.daum.net/v/20180927121017984

オーマイニュースはこの件で「偶然ではあるが、10月1日は朝鮮総督府がスタートした日でもある」という理屈も出しています。

https://news.v.daum.net/v/20181001121500382

 

しかし、その光復軍ですが・・その規模は339人(1945年4月時点)でした。しかし、2006年の調査によると、なぜか戦後「私は光復軍です」と申告して光復軍として認められた人は、560人です。

https://news.v.daum.net/v/20061023204710271

それもそのはず、<ハンギョレ21>が国家報勲処の内部文書「光復軍服務事実確認」 ( 1991年12月)を元に調べたところ、光復軍としての功績が疑われる55人の中の44人が「功績と呼べるものが何も無く、日本が敗戦してから六日後に入隊した人もいた」とのことでして。

 

記事は、こう書いています。

<・・1960年代には「白紙(※書き放題)が出回ったことがある」という話もある。チョン・ウンヒョン前「オーマイニュース」編集局長がキム・サムウング独立記念館長と一緒に1992年に出版した<親日派2>という本によると、『全斗煥政権当時、政府は独立有功者の中に偽物が多いという陳情書を提出し、その対象者100人を調べたところ、 40人が偽物だった』という。

独立有功者賞初期の1960年代に「白紙が出回ったことがある」ということは、独立有功者たちの間では公然の秘密だと、光復会の幹部を務めた人が話している・・>

2005年6月22日ハンギョレ21「偽物光復軍、多すぎる」より

http://h21.hani.co.kr/arti/special/special_general/14150.html

 

結論は、韓国も韓国軍も、「反日と嘘つき」を正統性としていることです。

余談ですが、2016年、国防部長官がいきなり「朴正煕元大統領は実は光復軍でした」と話して、大騒ぎになったこともあります。朴正煕支持者たちも「それはねーよ」と冷たい反応でした。

https://news.v.daum.net/v/20161024170653488

 

 

 

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70 Replies to “韓国軍の「正統性」は、光復軍にある”

  1. 光復軍が韓国軍の母体になれなかった経緯はハッキリしていると思うのですが、
    、、これはまた大胆な歴史コリエイトですなw

  2. 韓国のルーツがなぜ光復軍になっているかといえば、これは日本人を卑下するためなのですよ。
    韓国は戦勝国、日本は戦犯国というのがそのベースなのです。

    フランスレジスタンスを真似たものだが、フランスはレジスタンスが国の起源だなんて言わない。

    だが韓国は、大韓帝国が国の起源とは主張しない。あくまで日本を無条件降伏させた、日本に好きなだけ要求できる、日本には何をしても良い国。これが韓国人の求める韓国なのです。

    何故朝鮮人の核が必ず日本へと向くのか。それは朝鮮人の理想が、日本人を従える国だからなのです。

    これは、イランが核を持てばそれはイスラエルに向くよりも確かなことなのですよ。

  3. 韓国(朝鮮)の問題は、間違った正統性にあるのではなくて、正統性に拘ることそのものにある。

    国際社会は現在の秩序を反映して承認する。
    基本的に、戦争の結果が現在の秩序なので、それの否定は戦争だから。韓国のために戦争してやろうとする国は無いし、もしあればそれは相応の利益を朝鮮半島から分捕るのが目的。

    南が拘る正統性は、現状追認の補強にはなる(だからフィクションと理解して利用するのは構わない)けれど、現状を変える力にはならない。宗主国に阿って正統性を認めてもらうことが戦略だった中華世界とは違う。

    1. mottonさんが間違っていることには、韓国が拘っているのは実は正統性ではないのです。

      日本と戦って日本を降伏させた戦勝国、日本を踏みつけて無視できる国。日本には何をしても構わない国。韓国が拘っているのは、日本を無条件降伏させたというその地位なんですよ。

      もし韓国が歴史に拘っているのなら、当然その起源は大韓帝国あるいは李氏朝鮮になる、そうですよね。

      ところが韓国が起源と称するのは、日本と勇敢に戦い、日本軍を半島から追い出して無条件降伏させた、光復軍なのです。韓国が拘っているのは正統性ではなく、日本をふたたび無条件降伏させることなのですよ。

      1. 何も分かってないのな。思考が韓国と同じだからね。

        日本が降伏したのは連合国の「実力」であって、その延長が現在の国際社会の秩序そのもの。米中露が日本に強く出ることがあるのは、戦勝国だからではなく今の米中露の実力ゆえだ。
        韓国に現秩序への不満があっても、それは実力を反映した結果であって、それは正統性では変えられない。光復軍の実力が現秩序を作ったのであって、過去のそれをどう美化してももはや現秩序を変えられない。

        韓国は、日本をふたたび「降伏させたい」のではなく、実力を持つ何者かが日本をふたたび「降伏させた状況が欲しい」だけ。その状況が「正しい」と正統性を証明すれば、何者かが「正義」のために働いてくれると考えている。だから、実力をつける意志もなくプロセスを考える意志もない。

        何者かが「日韓断交」という「正しい」状況を与えてくれるのを待っているあなたと同じ。泣きながら口を開けて乳を待っている赤ん坊と同じだよ。赤ん坊に説明しても理解してもらえないだろうが。

        1. ね?mottonさんはわかってないでしょ?

          韓国はね、本当は自力で日本を下にしたいのです。
          しかしそれができない、それができないからこそ、その「正統性」とやらに拘るのですよ。それができないから、その代わりに。

          1. 他人を卑下する事でしか自分を正当化出来ない七誌さんは哀れだね~

          2. >その「正統性」とやらに拘るのですよ。それができないから、その代わりに。

            な?
            理解(「時空」byとろいやさん)が歪むんだよw

            「実力で日本を降伏させることができない」んだろ?
            そこに意志はなく(あるのは願望=恨だけだw)、能力もないんだろ?

            で、
            「実力を持つ何者かが日本をふたたび「降伏させた状況が欲しい」」と願ってる(願望=恨)だけw

            この違いを私は理解できんw(同じじゃね?)
            「違う」「わかってない」といいつつ、同じことを言う。
            「否定」が矛盾してる。
            「違い」がこっちに伝わってないw
            読み手は混乱するw「何が言いたいんだ?」と。

            「歪んでる」という根拠である、、と書いて戻ってみたら、とろいやさんに私よりわかりやすく書かれていたw

          3. その卑下ダンスもユーモアに溢れていればファンを獲得出来たんじゃねえの

          4. 皆様におかれましてはお疲れ様。

            いわゆる声闘というやつを観戦した気分でした。

          5. >いわゆる声闘というやつを観戦した気分でした。

            うんw
            (あなた同様)ここに書き込んでやり込める、しかできないからねw

            我々の不幸は、「果たして相手が理解できるのか?」と常に疑問符がつくところですw

            何度も同じ指摘をしなきゃいけないんで、「疲れます」w

        2. mottonさんの説明は、七誌さんのレスと大差ないのです。
          なぜ、これで「mottonさんがわかっていない」ことになるのか、意味不明。
          「韓国は自力で日本を下にしたい」≒「現状への不満」
          「それが出来ないから、正統性に拘る」≒「正統性を証明すれば、誰かが正義のために働いてくれる、と信じている」

          mottonさんと七誌さんが違うのは、
          韓国の「日本を下にしたい」という願いが、
          「何でも上下関係で考え」「変質した中華思想によって根拠なく自分たちが上と思い込み」「ただ喚きたてるしか、具体的な手法を知らない」
          という朝鮮的思考法・行動様式によって「正義であり、方法論としても正しい」と糊塗され、自らこの虚構を信じ切ってはいるけれど、
          実は、「自分たちの無能力により、現状を自分たち優位に変えようがない」という漠然としたしかも強烈な不満、でしかなく、潜在意識の上ではその愚劣さを自覚しているが、それを表層に上げると、民族としてのアイデンティティが崩壊してしまうので、必死に目をそらしている。

          この構造を、mottonさんは理解して説明を試みているけれど、七誌さんは理解しておらず「朝鮮人は、日本を下にしたがっている」というところでずっと足踏みしている(地団駄してる)、そういうところですね。

          1. 七誌さんの内容は結局はmottonさんと同じだよ。

            ・日本を下に自力でできないから事大する。正統性に現状を維持・補強する力はあっても変える力はない
            ことと
            ・自力で下にしたいけどできないから正統性にこだわる
            のはほぼ同じ帰結。

            とかネット小説読みながら書いてたら、とろいやさんのほうが早く、精度高かった。

            ( つ_”_)つ ダメダメニダ

          2. さらにmottonさんの返信まであった

            ( つ_д_)つ ウリは劣化版ニダ

          3. と<14:18
            受<14:27
            み<14:38

            わりと同じことみんな言ってたの巻き(敬称略)

          4. 皆様におかれましてはお疲れ様。

            いわゆる声闘というやつを観戦した気分でした。

            このツリー構造は枝をたどりにくいなぁ。
            最近の流行りみたいだけど。

  4. 嘘で塗り固められた国、それは韓国
    たまには願望・妄想ドラマではなく、真の歴史に向き合ってもらいたいものだ。

    次の新しい記念日は北に吸収される消失国記念日か?

  5. 光復軍をルーツとすると,民族革命党の朝鮮義勇隊は敵対勢力になってしまうなぁ

    光復軍⊂国民革命軍(国民党軍),朝鮮義勇隊⊂八路軍(人民解放軍) だから,中国共産党や抗日パルチザンとの相性はよくない.わざわざ公式化するなんて,国防部は文タンに叱られないかなぁ w

    ま いずれにせよ光復軍は指揮権のない外人部隊.ヤルタ会談の後に指揮権を持った とも言われるが,兵站能力が無く自立できない軍に臨時政府の指揮権は及ばない.結局 国民党軍の一部分でしかなかった.

    独立後は 韓国軍⊂米軍 で創設されたが,日本軍 満州軍 の出身者をトップに就けることも出来ないので,参謀総長や警備隊司令官に光復軍の出身者を米軍が選定した.

    それで こうなっちゃたんだねぇ・・

    1. たまさん のコメントに気づいて確認したら,以前読んだ資料を誤って記憶していた.(コメント流し読みしちゃったので スミマセン)

      米軍の担当者バーナード大佐は光復軍出身の柳東悦と宋虎聲を推薦したが,柳東悦は統衛部長,宋虎聲は朝鮮人として2代目の警備隊司令官でした.

      当該部分の誤りを訂正いたします.
      また たまさん に御礼申し上げます.

      その資料も掘り出したので,参考までに貼っておきます.
      「第 2 次世界大戦後の韓国・日本の再軍備と在韓・在日米軍事顧問団の活動」(防衛研究所紀要第16巻第2号)
       http://www.nids.mod.go.jp/publication/kiyo/pdf/bulletin_j16_2_6.pdf

  6. シンさんなら、うすうす解ってると思うけど・・・。(笑)
    南北が統一した時、どちらに正当性があり主導権を持つかの布石だと・・・。
    だから、少しぐらい(だいぶだけど)辻褄が合わなくても押し切ろうとしてる。
    総ては南が主権を持つ為に・・・。
    文が過ちを犯しているのは、国家は「第三国の承認が無いと意味が無い。」これが脱落してる。
    中露は、南の歴史は承認しない。
    文は、日米を怒らせてるからねーっ、承認の可能性は無い。
    北は、南の正当性では「驚かない。」なぜなら、粛清すれば良いだけだから。(笑)
    後は、北の思いのまま。
    その時、敵国である日本に逃げて来ちゃダメ!。
    敵国に哀れみを受けに来るのか?、そりゃ~ないでしょ~~っ。
    中国へ行きなさい!、属国民は宗主国へ!。

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