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読売新聞の報道を意識してか、韓国軍が「そんなことは話していない」と、読売の報道は間違いだと主張しました。
まず、マネートゥデーから記事を引用してみます。
＜韓日レーダー・脅威飛行葛藤以降、韓国国防部が韓国側艦艇に3海里（約5.5㎞）以内に接近する軍用機に火器管制レーダーを照射するという方針を日本側に伝えたという日本のメディアの報道にについて、国防部が事実と異なる報道だと22日明らかにした。
（ここから「続きを読む」の後になります）
国防部はこの日、出入記者たち（※国防部に出入りする記者たち）に送った携帯電話のテキストメッセージを介して、「韓日海上での偶発的な衝突を防止するために、韓国軍の軍事的措置と基調について日本側に説明した事実はあるが、作戦の詳細手順など対応マニュアルを公開した事実はない」と述べた。
国防部はまた、「関連した具体的な内容は、作戦の機密事項なので確認してやることはできない」と付け加えた・・＞
https://news.v.daum.net/v/20190422143004402
一時、日本側に一方的にデータを公開せよと主張していた韓国軍ですが・・こんなときは「機密だから確認してやれないよーだ」ですね。1つ前のエントリーの引用部分をよく読んでみると、照射発言の場には米軍関係者も同席していたことがわかります。そんな場での発言で嘘の情報が出回る可能性は、そう高くないと思われます。
あと、ソース記事（マネートゥデー）では携帯メッセージとなっていますが、国防部副スポークスマンは記者会見で公式に「事実無根」と話しています。
※追記※
本ブログも韓国側の記事も混同状態でしたが、国防部の発表は2回あって、「言ってない」と全否定→「軍事的措置を取ると話した」と言葉を変えたことがわかりました。本エントリーのソース記事「マネートゥデー」で書いている「軍事的基調」が、「低空飛行の際に軍事的な措置を取る」という内容だったことも、あとの記事から明らかになっています。
「5.5km」と「火器管制レーダー照射」については今でも否定している（または確認できないとしている）ようです。
午前の発表では、「通知したことは無い」とした韓国軍ですが、その約3時間後には、「軍事的措置と基調について話した」としました。その内容が、「近接飛行の際には軍事的措置を取る」という内容だとわかり、韓国側のマスコミからも「（事実無根だとした午前の発表に比べて）ニュアンスが随分違う」と指摘されています。聯合ニュースは、「ちゃんと確認せずに午前のブリーフィングをやったのではないか」としています。
https://news.v.daum.net/v/20190422142735284
マネートゥデーの記事通りなら、午前の「言ってない！」は記者会見で、3時間後の「軍事的措置について話した」は携帯メッセージによるもの・・になるのでしょうか。
無条件「言ってない」と嘘をつくつもりが、「5.5kmと火器管制レーダー照射の話だけ言わないでおこう」というスタンスに後退した・・・というか、隠しきれなかった、のでしょうか。心の曇ったシンシアリーの見方ですが。
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