良心的米国人?

韓国の左派新聞世界日報が、アメリカの左派メディア「Nation」の最新記事として、左派な内容を報道しています。

「トランプ大統領の対北強硬路線には安倍首相の影響力が大きく作用している」「安倍がトランプの世界で最も充実したファンであり、協力者である」とのことです。

 

(↓ここから「続きを読む」の後になります)

<・・この媒体は、「トランプ大統領が就任以来、危機が発生するたびに真っ先に電話をかける相手が安倍総理であり、トランプと安倍は、北朝鮮が日本を飛び越えるミサイルを発射した後、結束力をさらに強化した」と指摘した。日本は、北朝鮮のミサイルが日本に落ちることを懸念し、トランプ大統領の対北朝鮮軍事措置を積極的に支持している・・>

その後、「安倍総理の介入のせいでムン・ジェイン大統領が疎外されている」などの内容が続きます。

http://v.media.daum.net/v/20171005124404005

 

「あ、そうですか(真正性無し)」と言ってしまえばそれだけですが・・・なぜ本ブログが、原文(Nation)はチェックすらしないでこの記事をエントリーしたのか。

それは、「良心的日本人だけが存在するのではなく、良心的米国人も存在する」ことを紹介したかったからです。この記事を書いた人、ティム・シャーロック(Tim shorrock)さん。彼は良心的な米国人です。

この前、同じくNationに「ムン・ジェイン氏が大統領になると米国は韓国の言うことを聞いたほうがいい。でないと大きな対価を支払うはめになるだろう(The United States Should Listen to South Korea—or It Will Reap the Whirlwind)」という文を書いた人です。

他にもツイートだったかどこだったか、「43事件(済州島四・三事件)はアメリカが主導したものだ」「アメリカのマスコミは韓国を主権国家として認めていない。言論人として恥ずかしい」と書いたことがあるし、この前はわざわざ光州市に来て「アメリカは518(光州民主化運動)の時の発砲命令を事前に知ってそれを放置した」と主張したこともあります。

リベラル思想を持った人同士で支え合うことなら、そんなことまでやめろとは言いません。ただ、リベラル思想などは「仮面」にすぎず、裏では「ある目的の手駒」として動いているだけの人たちがいます。

韓国の場合は「反日と反米の連携。反日を迂回的な反米につなげること」。日本の場合は「日米連帯の破壊」。『北』とか『中』とかが大喜びするだけの共通した目的。「良心的米国人」そして「良心的日本人」たちの動きはそこに一致しています。

 

 

著書関連のお知らせ◉

🐻 シンシアリー+扶桑社の10冊目となる「なぜ日本のご飯は美味しいのか」が11月2日発売です!

🐷 9冊目、韓国人による末韓論(扶桑社新書)が発売中です!

🎩 他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。