紅山文化と上古史と臨時政府と・・・

「私ならそうしたはずだ。だから相手もそうしたに違いない」とする歪んだ判断。韓国が日本に対して「人類史上最悪の植民地支配」というありもしない歴史を妄想するにおいても、「私(韓国)ならこうしたはずだ」として作り上げている内容も少なくないと思われます。なにせ、慰安婦問題とかも、いまも韓国内で多発している奴隷・・特に女性たちを借金漬けにして性奴隷のように扱う手口とあまりにも似ていますから。

韓国ではヨハ(遼河)文明とも呼びますが、紀元前4700~紀元前2900年頃に栄えたという「紅山文化」たる文明があります。

韓国では、この文明を作ったのが韓国人(朝鮮人)の先祖だった、とする主張が一般化しつつあります。古朝鮮などもそうですが、こういう歴史観を「歴史より更に上の歴史」という意味で韓国では「上古史」と呼びます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

紅山はー古朝鮮のー(ry・・・な主張の本だけでも、結構な数が出ています。下は、ほんの一部、適当に検索した結果です。

韓国人の先祖が、世界4大文明よりも先に紅山文化を作り上げたとするこの歴史観には、一つ、共通する部分があります。「中国が真実を隠蔽している」というのです。

その理由は、「中華思想は黄河文明をその核心とし、朝鮮半島の人たちを蛮人として見下していた。なのに、朝鮮半島の人たちがそれよりも先に文明を作り上げたことを認めると、中華思想そのものが崩壊してしまう」からだそうです。

 

そんな話を聞いていると、いつもオーバーラップする歴史観があります。「韓国(朝鮮半島)が日本に文明を教えてやった。日本は蛮人の地だった」とする観点です。

皆さんも御存知でしょうけど、韓国のそういう歴史観は、「そうなのかどうか」ではなく、「そうでないといけない」が大事です。

だから、韓国の主張と合わない何かの証拠・・古墳とか、碑文とか、そんなものが出てくると、韓国はそれを認めません。どんな無茶苦茶な解釈をしてでも、その内容を歪ませ、ありのままには絶対に認めようとしません。

紅山文化や東北工程など、韓国が「中国が隠蔽している」「中国はありのままに認めないでいる」と主張している数々の陰謀論は、結局は「韓国ならそうしたはずだ」という・・いわゆる自己紹介でしかないのでしょう。

大統領の演説からも「五千年の歴史」という表現が珍しくなくなった韓国の今日この頃。もはや「逆らってはならない正義」になりつつある韓国の「上古史」であります。

それら上古史を始めたのが、ほかでもない臨時政府メンバーたちですから、下手に逆らうのも危険ですね。

 

 

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36 Replies to “紅山文化と上古史と臨時政府と・・・”

  1. 建国神話とゆうヤツは、韓国だけでなく、日本にもある訳で。それが真実かどうかなんて、誰にもわからない。日本も大いに疑わしいのだから。韓国だけ批判するのもどうかな。

    1. どう考えても建国から100年も経ってない国がやるから、笑われてるだけですよ。

  2. 『かつて存在したはずの規範の内爆』1

    「平等、不平等、自由、権威という価値の定義が不在であったために、私は『第三惑星』の中で(中略)一時的同居と末子相続を伴う家族類型を、「アノミー的家族」と名付けることになってしまった。

    アノミー的というのは「規制がない」という意味だが(中略)私はこのシステムを、かつて存在したはずの規範の内爆という形で知覚するに至ったのである。

    規則の不在はもはや内爆の結果ではなく、ずっと昔の状態として立ち現れてくる。
    平等と不平等の以前には、平等の問題に対する無関心があった。
    権威と自由の以前には、権威の問題に対する無関心があったのである。」

    エマニュエル・トッド氏はこう言って「アノミー的家族」の定義を撤回しています。

    ※家族システムの起源 上 P86~87 より抜粋引用。

    規則の不在を「無関心」「ずっと昔の状態」と言い切ることですが、本居宣長も同様でして

    『皇国の古へはさる言痛き教へもなにもなかりし』※直毘霊

    とあっさり肯定しているんです。
    本居宣長の論には"欠如の肯定"があります。

    呉善花氏がもののあはれを以下のように評するのは、本居宣長の論そのものの"欠如の肯定"をご存知なのではないかと。

    『「恨」は自分の欠如への否定から出発するが、「もののあわれ」は自らの欠如の肯定から出発する。』

    ※私はいかにして<日本信徒>となったか PHP P175

    本居宣長死後"欠如の肯定"への反発が国学(古代日本研究)の主流となります。
    それは国学の枠を大きく広げましたが、あるべからざる逸脱をも生みました。
    (本居宣長自身、小中華思想から逃れられなかったことがその媒介となった状況もあります)

    知韓では有名な"日本神代文字"などの一連のトンデモ史観です。
    えぇもう、私のいた神道系カルトには、その当時でもトンデモ史観が全開でしたね。
    かつて私は、そのトンデモ史観を何の疑いもなく受け入れていましたが、大林太良氏の本の中の檀君の神話を知っていたことが、そこから抜け出すきっかけとなりまして。

    (続く)

    1. 『かつて存在したはずの規範の内爆』2

      元からなかった何かを、あったはずだと考えた時、目の前の現実に見えているものを

      『かつて存在したはずの規範の内爆』

      と誤解に至るのはとても興味深い。

      >それら上古史を始めたのが、ほかでもない臨時政府メンバーたちですから、下手に逆らうのも危険ですね。

      そういった流れと作りが、大韓民国臨時政府第2代大統領の朴殷植の歴史観に見て取れます。

      「申采浩史学と崔南善史学 池明観 著」
      より、要点を抜粋引用。

      亡命史家の一人 朴殷植(一八五九〜一九二五年)は『韓国痛史』(上海、一九一五年)の緒言の中で「国可滅、史不可滅、蓋国形也、史神也」と記した。神である歴史が保存されれば、国という形はいつか復活する。

      『韓国痛史』の緒言の終わりにおいて、祖先の「神聖之教化」「神聖之政法」「神聖之文事武功」は、彼が記した同時代史に求めるのではなく「吾族隆盛時代之歴史」に求めるべきであると書いた。

      https://opac.library.twcu.ac.jp/opac/repository/1/3598/KJ00005536055.pdf

      と、朴殷植は古代の歴史を神にしてそこからあるべき価値観を見いだそうとしていたことになる。
      でも、彼のそんな古代観の実態は、呉氏の仰るところの"欠如への否定"だったのでしょう。
      "欠如への否定"が歴史化するとどうなるか?
      ウリジナルが始まります。
      それなんですが、結構広く見られる現象だったようでして。

      大林太良著 「神話と神話学 (大和書房)」より引用します。

      『文字を有さなかった未開民族が文字を有する高文化民族と接触した場合、かつて彼らも文字を有していたが不注意のため失ってしまったというのである。』

      引用以上。
      モロにウリジナル構造ですが、日本の神代文字もそうだったんでしょうかね。

      ウリジナルよりもそれ以上の問題として、元からなかったに過ぎない何かを
      『かつて存在したはずの規範の内爆』
      とまで誤解してしまうというのは、
      千年王国的救済観の構造なのかもしれません。

      "欠如への否定"を拒んだら、千年王国的救済観は成立するでしょうか?
      "欠如の肯定"が出来ていたら、『ウリ以外は地獄行き』的救済観は成立するでしょうか?

  3.  紅山文化 – Wikipedia を読むと、万里の長城より北側の満州・内モンゴル地域に広がった新石器文化みたいですね。朝鮮地域じゃないですね。 しかも、戦前に日本人学者達が発見・調査しているんですね。

     ヒスイなどの玉が発掘されているようですが、ヒスイ – Wikipedia の「産出地」の項によると、
    『翡翠の産出地は世界的にも限られている。なお、中国のホータンで産出される翡翠(和田玉)は軟玉であり、よく誤解されているが中国に硬玉の産地は存在しない。』

     日本では新潟県の糸魚川などでヒスイ(硬玉)が産出されていて、朝鮮半島で糸魚川産のヒスイが発見されている。(ソース:ヒスイ製勾玉 – Wikipedia にも記載がある。)
     ヒスイは日本から朝鮮に伝わった物であることを、韓国の教科書に記載するべきである。

  4. 今年の7月に大英博物館の韓国館を訪れたVANK青年リーダーの女性が、地図には「東海」「独島」が、年表には古朝鮮時代の表記が無いと報告し、それを受けてVANKは大英博物館に訂正要求をしたそうですね。

    この時期は大英博物館は「北斎展」で大盛り上がりだったそうです。
    ただの北斎展ではなく、英国との関連性を謳った展覧会だったそうですから、そりゃぁ盛り上がりますよね^^
    だから、VANKメンバーの彼女は余計に頭に来たことでしょうw

  5. 「紅山文化」たる文明がないと韓国は中国にこうさんするしかないですものね。

  6. 読んでいて、偽書と言われている「桓檀古記」と同じ時期だと思い調べてみたら、偽書「桓檀古記」を元に創られたということらしいですね。
    偽書を元に創作物を作り、それをまるで正史のように扱う、しかも臨時政府の創作物だから異議、異論の申し立ては許されない。実に封建的な考えに守られた歴史ですね。

  7. 臨時政府と古代妄想的古代史。独立運動を起草した親日派、崔南善先生の分裂的歴史観を想起しますね。
    一般人は紅山文明なんて、聞くまで知らんだろう。ウリのものだ!と聞いて、理由や根拠も関係なく、賛成するんだろうな。
    ところで紅山文明って誰の発明?

  8. > 「私ならそうしたはずだ。だから相手もそうしたに違いない」

    早い話が、自他の認識ができていないという事ですね。
    韓国人って全世界の人間の考えが、金太郎飴みたいに同じだと思ってるんですかね?

  9. 韓国の考古学って文献をこねくり回している象牙の塔に棲んでる人達と、フィールドワークで研究をしている人達とでは、全く認識が違うようです。
    フィールドワークでは、半島の南は鉄などの鉱物資源を求めて、周囲の各民族が集まってたのは常識と成っているようです。出土品の比較などで、九州の弥生人が盛んに渡って製鉄していたのは確実ですし、倭式墳墓とかタタラの倭式様式とかは韓国考古学界では用語として定着しているようです。日本と共同研究もしてますし。
    ただ、彼らはそられが韓国のマスコミ等に知られるのを大変嫌がっているとか。研究の邪魔をされますから。
    ですから、韓国では専門的な最新考古学は殆ど知られず、怪しげな市井の研究者のトンデモ説が横行する状態と成っているようです。
    また、一部の韓国人が世界一数があると誇る支石墓ですが、作ったのは係累不明な民族で、満州から朝鮮半島を他民族南下し、最期は海を渡って南九州でひっそりと消滅したのも分かっています。

    1. ×満州から朝鮮半島を他民族南下
      ○満州から朝鮮半島を他民族に圧迫されて南下

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