「2017年末、または2018年初頭に韓国も金利を上げないといけない」。米国が金利を上げたときから、そういう主張がありました。米国の金利引き上げが韓国に実際に影響を及ぼすまでは時間がかかるため、その影響と時間を考えると2017年末か、遅くても2018年初頭には韓国も金利を上げないといけないというのがその主張の根拠でした。もちろん、「家計負債問題もあるし、韓国がそこまでする理由はない」とする強気な反論もありました。
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いままで2~3回は金利引き上げの噂がありましたし、個人的には「上げるならもう少し早くやるんじゃないの」と思っていましたが・・・どうやら、先に紹介した金利引き上げ時期の予想(2017末~2018初)が当たったみたいです。
聯合ニュースなど複数のマスコミの報道によると、韓国銀行が年内の金利引き上げを強く示唆したのことで、ほぼ確定のような内容になっています。
表向きには「経済がよくなった。来年3%成長が可能」とすることになっていますが、実際はそうでもないでしょう。まず、先に紹介した「韓国も金利を上げないといけない」と予想されていた時期と一致しています。また、韓国銀行が0.25%金利を上げると、実際の家計負債の金利は0.75%上がると言われています。早くも聯合ニュースなどは「家計負債と不動産市場に悪影響になる」と報道しています。なのにわざわざ金利を上げるのは、やはり米国との金利差を気にしてのものではないでしょうか。
http://v.media.daum.net/v/20171022060207648?rcmd=rn
もともと文政権は不動産市場を抑える政策を示していましたし、過去の左派政権はウォン安政策にも積極的ではありませんでした。これからは少しずつ金利を上げていくのでは?と思われます。
実際の貸出金利(普通の銀行の場合)は、すでに5%台に入っているとのことです。
夜には衆議院選挙関連で韓国側の記事でも一つ引用できれば・・と思っています。
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