今回の衆議院選挙にて、韓国紙が「小池の傲慢のせいで安倍の傲慢が目立たなかったからだ」という分析を載せました。
最大手といわれる中央日報の記事です。
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「小池の傲慢が安倍の傲慢を隠してしまった」、「安倍の傲慢に対する審判のはずだった衆議院選挙が、小池の傲慢のせいでとんでもない方向に流れてしまったわけだ」
http://v.media.daum.net/v/20171022204712604
うーん・・・
最近は、「日本国民は支配層に逆らえない民族だ」などの見方で、安倍自民の連勝を分析するマスコミもあります。
でも、真逆の分析・・「日本国民は安倍を支持していない」とする主張も根強く残っており、ソース記事の「傲慢な安倍を審判しようとしていたけど、小池のせいで安倍が勝ってしまった」という考えも、類似した見方に基づいたものにみえます。
どちらにせよ、この2つの見方の根本にあるのは「上下関係」です。
韓国側が決して捨てようとしない、「韓国に逆らっているのは極右政治家だけ」とか、「嫌韓は社会不適合者によるもの(社会弱者による韓国への劣等感)だ」とし、あくまで「普通の日本国民は韓国に同調している」などの考え方。
それは、韓国の精神世界では果てしなく「下」でしかない日本の国民が、「上」である韓国に同調しないというありえない現実を受け入れることが出来ないからでしょう。
その考えをよく現しているのが、「傲慢」という言葉ではないでしょうか。それは「日本国民に対する傲慢」ではなく、実は「韓国に対して傲慢だ」という内心のもとに書かれたものでしょうから。
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