文在寅大統領、また「大きな政府」を強調

これが初めてでもありませんが、文在寅大統領がまた「大きな政府」を主張しました。

彼は今の韓国社会の問題点のほとんどを「IMF(外国為替危機)の後遺症によるもの」とし、国家が財政支出を増やしてそれらの問題をなんとかする、と強調したそうですが・・

さて、どうでしょう。とりあえずビール(ソース記事の部分引用)から。

 

ここから「続きを読む」の後になります

<ムン・ジェイン大統領が1日、新年予算案通過のための国会施政演説で「国家役割論」を最大の話題に掲げた。

1997年のIMF(国際通貨基金)外国為替危機以後歪曲された社会経済構造を正すために、国がちゃんとした役割をできるようにしておくというのがムン大統領の強調点である。

特に低成長と失業が固定化し、中産層(中間階級)が崩壊した現実で、その解決の責任を「個人」に回さずに「国家」が積極的に背負うというのが演説の重要なポイントだ・・今日、韓国社会に蔓延した不条理と矛盾のかなりの部分がこのIMF外国為替危機の後遺症から来たという問題意識を示したものと見ることができる・・これは、財政がより積極的に機能する、いわゆる「大きな政府」の基調を強調したものと見ることができる・・>(聯合ニュース)

http://v.media.daum.net/v/20171101120851336?rcmd=rn

 

「大きな政府」論が良いか悪いかに関する議論もいろいろできそうですが、本エントリーではちょっと別の視点を書いてみます。

 

「韓国の政府が『小さかった』時期って、あるのかな?」です。

軍事政権時代の経済成長期だけみても、それは明らかに「国家主導」のものでした。文大統領がIMF期の後遺症が韓国社会の(経済的な)問題の元だと考えているなら、その時期に大統領だった金大中、盧武鉉氏はなんだったのでしょうか。彼らもまた、一部の企業の子会社管理にまで直接的に介入する政策を進めました。その後の李明博政権もまた、財政支出でなんとかすると言ってました。文大統領と違うところは、その対象が「企業」だっただけです。朴槿恵氏も、「朴正煕もどき」と言われるほど、国家主導を夢見ていました。実績がこれといってありませんでしたけど。いま思えば、地下経済の陽性化(合法化)で財政をなんとかするとも言ってました。

 

民主党政権(1960年~61年)「あの・・私たちは?」

シンシアリー「・・朴正煕氏のクーデターで瞬殺されて政策も何もなかったじゃないですか」

 

とにかく、財政でなんとかする・・と宣言した文在寅氏。本ブログで小テーマとしている「市民団体の権力強化」が、その財政の方向性を握る大きな力になるのではないか?と思う私の心は、あまりにも曇ってしまいました。

 

 

 

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