本エントリーは、韓国の政界で広がりつつある、今上天皇の訪韓推進について、です。
とりあえず「無い無い無い」で済みそうな問題ではありますが・・・事案そのものより、それを積極的に推進している「人物」について、ちょっと紹介したいと思います。
まず、韓国の国会外交統一委員長シム・ジェグォン(沈載權)議員(共に民主党)の発言などを簡略にまとめてみましょう。
(ここから「続きを読む」の後になります)
・竹島の表記問題(なぜ米国側がDOKDOを優先的に使わないのか)で外交部に激怒
http://v.media.daum.net/v/20171004053416007
・南北統一国民連合(統一教会系列のNGO団体)30周年記年式で祝辞するシム・ジェグォン議員
http://v.media.daum.net/v/20170510174808992
・「北朝鮮問題には制裁も必要だが、対話がもっと必要」「北朝鮮問題を大げさに騒ぐ日本の安倍は疑わしい」
http://v.media.daum.net/v/20170830082002276
・「北朝鮮の挑発は体制を主語するためのもの。日本が大げさに煽りすぎている」
http://www.newdaily.co.kr/news/article.html?no=354828
・「日本が北朝鮮問題で騒ぐのは、軍国主義と再武装と繋がっている」
http://www.bulmanzero.com/news/articleView.html?idxno=24915
・2013年、(当時)統一部長官が金正恩を呼び捨てにしたことで、シム議員は「金正恩国防委員会第一委員長とちゃんと呼ぶべきだ」と指摘。呼び捨ては礼儀ではなく、朝鮮半島の危機を煽ることになると主張。 ※この人、幾つかの記事で安倍総理を「安倍」と呼び捨てにしています
http://v.media.daum.net/v/20170607112932305
さて、ここからが本題です。
<・・中国の次は日本だ。THAAD報復で対立してきた中国との関係が和解モードに変わり、日本とも関係改善に乗り出すべきだとの声が高まっている。
そのためにはアキヒト日王(※原文ママにします)の訪韓を積極的に推進しなければならないという主張が政界から拡散しており、成り行きが注目される。
過去の歴史問題などでこれ以上悪くなれないほど最悪の段階に直面した韓日関係を改善するためには、両国で親しみやすいイメージを構築している日王の訪韓が必要だということだ。
日王訪韓を最も積極的に擁護している人物は、シム・ジェグォン共に民主党議員である・・>
http://v.media.daum.net/v/20171101114649309
・・そういうことです。
韓国では「あたりまえ」ですが、記事本文で、シム議員はずっと「日王」と発言しています。
また、なぜ今上天皇のイメージが韓国で親しみやすいというのかは・・詳しくは書いてませんが、多分前の百済関連のお言葉と、去年だったかな?皇位を移譲されることで、韓国では「安倍を牽制するためだ」というよくわからない分析が流行っていたからだと思われます。
どのみち、陛下の訪韓は「無い」でしょうけど、その訪韓を進めているのがこのような人物であると、皆さんにお伝えしたくて長々と書きました。
😄一つ前の「ご飯」エントリーにも書きましたが、明日はちょっとだけ遠くまで(歩いて+電車で)書店巡りに出かけますので、明日の朝~午後までは更新できません。ご理解の程を。
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