米国が、北朝鮮を再びテロ支援国家に指定しました。すでに安倍総理が支持を表明しています。
韓国のマスコミもこの件を大きく報道しています。聯合ニュースは、テロ支援国家指定の決定的なきっかけは金正男氏暗殺とワームビア氏の死だったという見解を載せています。金正男氏の暗殺の場合、それ自体も衝撃的な事件ではありましたが、暗殺に使用された薬物「VX」が、「大量破壊兵器(WMD)」に分類されていることも大きかった、とのことです。ワームビア氏は、観光に北朝鮮を訪れて、拘束され、脳死状態になった米国の大学生のことです。
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北朝鮮は1987年12月の大韓航空機爆破事件で1988年にテロ支援国家に指定されました。それからずっと指定されたままでしたが、2008年に各施設の検証に応じたことをきっかけに、指定が解除されました。
記事によると、テロ支援国家指定によって北朝鮮は「武器関連輸出の販売が禁止され、民間材料でありながら同時に軍用としても使用できる、いわゆる「二重用途」(dual-use)品目の輸出も制限される。また、当該国への米国の対外経済援助が禁止され、様々な金融などの分野制裁が課される」とのことではありますが、
「しかしながら、すでに国際社会からの二重・三重の制裁をされている北朝鮮の場合には、実質的な追加制裁の効果よりは、高強度の圧力を続けるという趣旨(の現れ)であると思われる」、とも書いてあります。
http://v.media.daum.net/v/20171121093747026
韓国で左派が掲げている「北朝鮮と米国の平和協定」はさらに遠い存在になりましたね(笑
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