北朝鮮の帰順兵が意識を回復したとのことで、まずは「なによりだ」と思いました。曇った心が少し晴れた気もします・・
・・・と思いましたが、また曇ることになりました。
韓国の左派の中でも極左と呼ばれる、でもちゃんと政党として議席も取っている「正義党」の国会議員が、執刀した医師(イ・グックジョン教授)を非難したからです。
なぜなら、兵士の臓器の中に寄生虫があることを発表したから、兵士の人権を侵害したというのです。
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他にも執刀した医師のことを、ある人たちは「親米主義者」と非難し、ある人たちは「パルゲンイ(赤)」と非難しているとのことです。最近はSNSなどで李教授こそ「積弊だ」と言われたこともあるとか。
一部では、同じ医師たちの間でも「あの程度の手術は誰にもできるのに、演出やりすぎ」「お前なんかが新聞に載るなんてこれでいいのか」という非難があるとのことです。
この医師は、「私がビック5(韓国の5つの大きな病院)の医師だったなら、決して言われなかったであろうことだ」と話しました。李教授は、まだ出来てそう経ってない大学病院の医師です。病院長から「(北朝鮮兵関連の)ブリーフィングはもうやめるように」とも言われたそうです。
http://v.media.daum.net/v/20171122145039393?d=y
教授は、執刀して人を治しました。もっとも大事なのは、ただそれだけのこと。「医師」である彼が非難されるのはおかしいことです。
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