「職業的な従軍者たちだった(professional camp followers)」
「欲しいものが買える十分なお金を持っていた」
「無知で、利己的だ。自分のことしか話さない。白人や日本人の基準からしてそう綺麗じゃない」
慰安婦問題に興味のある方なら、米軍側が作成したこの報告書をご存知でしょう。Burma(ビルマ、いまのミャンマー)にいた慰安婦たちを審問して記録した報告書の内容です。
韓国で、しかも国史編纂委員会の研究官が、この報告書でハンギョレ新聞の記事を書きました。
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「あれ?これ、韓国側が持ち上げるなんて珍しいな」と思って読んでみたら・・・
研究官は、彼なりに「日本の右翼がこの報告書をよく引用するけど、それは違う!(キリッ」と書きたかったようです。で、その部分がこれです。
<・・米軍は「売春婦」(prostitute)という言葉を、日本軍が管理する「慰安婦」(comfort woman)であるとすでに判断していた。
ビルマの慰安婦女性は日本語を上手に話すことができなかったので、報告書は、中間通訳者が提供した一方的な情報が収録された・・
・・ビルマの慰安婦の写真はすべての事実を教えてくれるものではない。いや、何かを隠しているように見える・・>
http://v.media.daum.net/v/20171208110822736?d=y
ものすごく長い記事なのに、「それは違う」とする根拠はこれだけでした。
「キーセンは売春などしなかった!」と、「慰安婦は性奴隷だった!」は、ある意味、完全に同じ構造の嘘だと言えましょう。
自分側に有利なら、それでいい。日本が悪いといえるなら、それでいい・・根拠や資料など、そして「考える」力までもが、反社会的で反民族的なものでしかない。
哀れな精神世界です。
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