外交部の慰安婦合意タスクフォースの結果発表が「今月の28日以前」だと伝えられている中、韓国最大手中央日報が、「日本が、韓国が慰安婦合意を破棄すると安倍総理が平昌冬季オリンピックに来ないと脅している」という記事を載せました。
「日本、脅迫?慰安婦合意を破棄すると安倍、平昌に来ない」
http://v.media.daum.net/v/20171208195217590
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もちろん、日本側は「慰安婦合意を破棄すると安倍総理が平昌冬季オリンピックの開会式に参席しない」と言ったことはありません。そういう雰囲気になっている、という内容の記事です。
ただ、韓国側が、慰安婦合意の破棄を、どう思っているのかがわかります。「安倍総理が平昌に来る、来ない」と同レベルの問題としか思っていないのですね。
いや、それでもかなり控え目な表現かもしれません。本当は、「こちらは正しいことをやっているんだ。それが何が悪い?むしろ、悪いことを正してやるわけだから、日本は韓国に感謝すべきだろう」。そう思っているのです。
だから、たかが慰安婦合意の破棄位で、安倍総理がなぜ平昌に来ないのか、それすらも脅迫に見えるわけです。
記事は外交関係者の言葉として「(慰安婦合意を破棄すると)大きな波紋が広がるだろうとの展望もある」と最後に一行だけ書いています。
もし、本当に今月中にカンギョンファ外交部長官が日本を訪問(まだ外交部長官の訪日やその日程などが決まったわけではありません)し、慰安婦合意を韓国側は既存合意のままだと履行しないという趣旨を言い出し、それがマスコミから報道されると、
残るは文在寅大統領の「宣言」パフォーマンスだけです。
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